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目黒通りに「イオンスタイル碑文谷」開業 旧ダイエーが全面刷新

目黒通りにオープンした「イオンスタイル碑文谷」外観

目黒通りにオープンした「イオンスタイル碑文谷」外観

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 目黒通りに12月18日、総合スーパー「イオンスタイル碑文谷」(目黒区碑文谷4、TEL 03-3710-1111)がオープンした。経営はイオン傘下のイオンリテール(千葉市)。

オーガニック野菜などをそろえる1階の生鮮食品フロア

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 1975(昭和50)年から営業を続けていた総合スーパー旧「ダイエー碑文谷店」があった場所で、2015年にイオンがダイエーを完全子会社化したことから今年5月に閉店。大規模改装を経て、イオンが手掛ける総合スーパー「イオンスタイル」として新規に開業した。

 イオンブランドでは初となる店名について、同社は「今から41年前、ダイエーは当時最高の店舗を作ろうと努力されたはず。私たちも今持っている最高級のものを、お客さまのライフスタイルに合わせ、限られた売り場の中で展開していきたい。その結果として『イオンスタイル』という店名でやっていこうと考えた」と話す。

 メインターゲットは、年々増加する「子育て世代の働く女性」と同店周辺に長年住む「シニア世代」で、地域住民の意見を踏まえ「お客さまの日常については徹底的に商品の品ぞろえを意識した」という。日常の生活用品に加え、上質でこだわりのある非日常品まで、幅広い商品ラインアップが特徴。店内はワンフロアごとにライフスタイル提案のコンセプトを設定し、都市型の立地を生かした「ワンストップショッピング」ができる商業施設を目指す。

 7階建てで、売り場面積は約1万5560平方メートル。来年3月予定のグランドオープンに先駆けて、同日は1階~4階の低層階フロアの営業を始めた。

 1階食品フロアは生鮮・総菜・豆腐などの日配品、ベーカリーを展開。イオン最大級という肉売り場、家飲みやホームパーティーの需要に対応した「リワードキッチン」は約50種類の和洋総菜を対面形式で販売するほか、イオン初展開となるアメリカ発のチョップドサラダ専門店「サラダビッツ」、注文後に店内の石窯で焼き上げるナポリピッツァ店「ピッツアソリデラ」なども。

 2階食品フロアは加工食品、冷凍食品、スイーツ、リカーを展開。加工食品コーナーでは、シニア世代に関心が高い「和」の商品の品ぞろえを強化。全国から集めた約60種類のご当地鍋つゆや、約100種類のみそをラインアップする。イオン傘下のワイン専門店「イオンリカー」併設型のバル「碑文谷バル」では、グラスワインやクラフト生ビール、コーヒー、オードブルセットなどをイートインで提供する。

 3階レディースファッション・ビューティーフロアは「オーガニック」をキーワードに30~40代の働く女性を意識したアパレルや化粧品などを展開。ナチュラル&オーガニックのコスメ・日用品などのセレクトショップ「1415+」、イオン初展開となる米LA発デニムブランド「NYDJ」、新鮮な野菜とフルーツを使ったコールドプレスジュース専門店「デポ・デ・サンテ」など並ぶ。

 4階の住まい・健康・日用品フロアには、スマートフォンで処方せんを送ると調剤予約も可能な「イオン薬局」、クリーニングや家事代行などを受け付けるサービスカウンター「みたすくらし」のほか、インテリア・寝具・キッチン用品・手芸用品など「こだわり」のアイテムから日々の暮らしで使える「便利」アイテムなどを展開する。

 来年オープンする高層階は、5階=書籍・ステーショナリー・メンズファッションのフロア、6階=コミュニティーカフェを併設するベビー&キッズフロア、7階=富士山も一望できるというレストラン、クリニック、スポーツショップなどを予定する。

 営業時間は、1・2階=8時~23時、3階・4階=9時~22時。

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