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九品仏のギャラリーで「鉄道模型アートマルシェ」 模型やジオラマ、アクセサリーも

「鉄道模型アートマルシェ」前回出展作品から

「鉄道模型アートマルシェ」前回出展作品から

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 鉄道模型作品の展示や新製品の発表などを行う「春は九品仏 鉄道模型アートマルシェ 2nd.」が4月13日・14日、九品仏の「ギャラリーusagi-ya」(世田谷区奥沢7)で行われる。

「鉄道模型アートマルシェ」前回出展作品から

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 同所での開催は2回目。車両やジオラマなどの模型作家を中心に、鉄道をモチーフにしたイラストやアクセサリーを手掛ける作家など計9組が参加し、作品の展示・販売を行う。

 主催する真鍮(しんちゅう)製鉄道模型メーカー「レイルクラシック」の松本成実さんは「鉄道模型は『マニア』のものというイメージがあるかもしれないが、誰もが最初は模型店のショーケースに飾られている模型を見て憧れの気持ちを抱いていた。昨今は実店舗も少なくなる傾向で、ネットなどでの情報はあふれているものの、ショーケースの中の憧れを直接見る機会自体が減ってしまった」と話す。

 そこで松本さんは、各地で盛況を集めている大がかりな鉄道模型イベントとは違うアプローチで、「あえて通りに面した明るいギャラリーで、通りがかりの方々にも気軽に立ち寄って模型を見ていただきたい」と、同展を企画した。

 出展者は、浅間模型、アララギ、おおやぎえいこさん、城東電軌、工藤芳夫さん、サン丁目 Art-Labo、宮下洋一さん、村上遼さん、Rail Classic。

 「村上さんはまだ高校2年生で、今回は旧車をテーマにした手作り絵本の展示や新作ポストカードを販売する。鉄道模型作りの名人たちによるジオラマや車両作品は、実物をそのまま縮小するのではなく、鉄道が持っている魅力のエッセンスを独自の世界の中に表現しているのが見どころ」という。松本さんもレイルクラシック名義で、新製品「シュー式2軸台車」を発表するほか、鉄道布小物を販売する。

 「やはり模型は、実物を見るととてもすてき。その作品からは作者の思いや人柄までも伝わってくる。鉄道模型ってこんなに広い世界なんだということを見て、知っていただきたい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は11時~18時。入場無料。

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