マンション建築現場で不要となった建築資材を提供する「オレンジバザー」が4月13日、世田谷区奥沢のマンション建設予定地で行われる。
主催するのは、世田谷・目黒・渋谷の城南エリアでマンション建設を手掛ける不動産会社「フェイスネットワーク」(渋谷区)の関連先で、同社物件施工を行う協力業者約250社が運営する団体「フェイスネットワーク蜂友会(ほうゆうかい)」。
同バザーは、建設現場で余ったタイルや木材、工具などの建築資材を来場者に無料または安価で提供することで、「資源の節約」「物件を建設する地域の方々との触れ合い」につなげたい考えによるもの。これまでに他地域で2回行い、好評を集めたという。
当日の出品予定内容は、木材、タイル、塗料、工具、金物、ワイヤ、壁紙など未使用の建築資材。そのほか中古品として、椅子、棚、テーブル、照明器具、タンス、鏡、タイルカーペット、DVDソフト、ぬいぐるみ、日用品なども。担当者は「アイデア次第でさまざまな使い方ができるもの、DIY に役立つものをそろえている。今回の目玉商品となりそうなのはレトロな食器棚」と話す。
そのほか、つきたての餅を無料配布する「お餅つき体験」(11時~、12時~計2回)、ワークショップ「オリジナルフォトフレーム」(10時~15時、年齢対象2歳以上)の無料イベントも行う。いずれも参加人数制限あり。担当者は「地域の皆さんとコミュニケーションを図れることが楽しみ」と来場を呼び掛ける。
開催場所は「GranDuo 自由が丘III」建設予定地(世田谷区奥沢2)。開催時間は10時~15時。入場無料。雨天中止。