世界20カ国以上の文化や飲食、遊びなどが体験できる「万国フェス2019」が4月28日、駒沢オリンピック公園中央広場(世田谷区駒沢公園1)で行われる。主催は東京青年会議所(以下、東京JC)。
国際交流が盛んになることが見込まれる2020年東京五輪・パラリンピックに向け、東京JCは「東京23区全域に新しい国際交流を可能とする世界各国の拠点(名称=東京JCナショナルハウス)」を2020年に展開することを計画しており、そのための実験的な機会として企画した。
各国の在日大使館や国際交流団体などが参加し、文化・飲食・ファッション・遊びなどが体験できる「万国展示ブース」、子どもたちによるダンスや民俗舞踊、DJのライブパフォーマンスが楽しめる「万国フェス特設ステージ」、子どもたちがチームに分かれてスポーツ競技などを行う「万国こどもスポーツ大会」などを展開する。
参加予定国はスイス、セルビア、ニカラグア、日本、ネパール、パキスタン、ハンガリー、ブータン、ブラジル、ブルネイ、ベナン、ベネズエラ、ペルー、北マケドニア、マラウイ、南アフリカ、モーリタニア、モルドバ、モロッコ。
フードブースでは、各国のコーヒー、紅茶、クラフトビール、ワインなどのドリンクや名物料理などをそろえ、多国籍料理キッチンカーなどが出店。体験ブースでは、世界の絵本を展示する「ワールドライブラリーブース」、大使館によるワークショップブース、子どもに人気のスライム・オリジナルスクイーズ作り、屋外ボルダリング「ボルダリングトラック」などを用意する。
小学3年生・4年生が対象の「万国こどもスポーツ大会」では、プロバスケットボールチーム・東京羽田ヴィッキーズの選手とのバスケ体験や綱引きなどの競技を行う。定員は60人。事前申込制で、公式サイトで受け付ける。
「万国フェス特設ステージ」では、殺陣×和文化を融合した和文化パフォーマンス「日向見流 和響座」(14時45分~15時15分)などを予定している。
開催時間は11時~17時30分。入場無料。雨天決行。