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自由が丘の飲食店で「ヴァンショー・ド・ノエル」 ホットワインを冬の風物詩に

「Bar Neverland(バー・ネバーランド)」が提供する「温かヴァンショー」

「Bar Neverland(バー・ネバーランド)」が提供する「温かヴァンショー」

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 冬季限定イベント「Vin Chaude de Noël(ヴァンショー・ド・ノエル)2019」が現在、自由が丘の飲食店23店で開かれている。

BAR Lismore(バー・リズモア)が提供する「mellow crain」

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 「ヴァンショー」はフランス語で「ホットワイン」の意味。赤ワインにシナモンなどのスパイスと、オレンジやリンゴなどのフルーツで味を付けた温かいワインのこと。ヨーロッパでは国ごとにレシピがあるといい、クリスマスには欠かせない冬の定番ドリンクとなっている。

 自由が丘で同イベントを開催するのは今年で3回目。主催する自由が丘料理飲食業組合は「自由が丘駅の乗降客が少なくなる冬に、クリスマスのイルミネーションと共に自由が丘の飲食街も盛り上げたいと企画した」と話す。前回は12月25日までの期間限定で提供していたが、「意外にも男性客から好評で、ホットウイスキー以外の冬のホットドリンクとして注文される方が多い」ことから、今回は1月31日まで期間延長する。

 参加店で提供されるヴァンショーは「お店の個性をアピールしてほしい」と、各店ごとにレシピや提供方法も異なる。

 南口にある「Bar Neverland(バー・ネバーランド)」(世田谷区奥沢5)が提供するのは「温かヴァンショー」(800円)。店主の岸弘二さんは「今年はアルコールを弱め、カクテルに近いフルーティーで柔らかい感じに仕上げた」と話す。

北口の「BAR Lismore(バー・リズモア)」(目黒区自由が丘2)では、白鶴酒造の「グリューワイン」(=ドイツ語で「ホットワイン」の意味)にシナモンとグローブを加え、レモンを添えた「mellow crain(=ほろ酔いの鶴)」(900円)を提供する。

このほか参加店舗は「サンマキアージュ」「ひなたキッチン」「味彩」「Salir」「自由が丘オスピス」「縁 LAVIDA」「Cathy's TRATTORIA」「usubane」「ワインとイタリア料理 141」「GULF's transit table」(以上、自由が丘2)、「サクラバル」「自由が丘 hyphen」「プティ マルシェ」「てっぺん自由が丘本店」「Bar Deep End」「ムーン シャイナー」「謝逢紅~SHARK~」「ブセナンテ」「SECONDCASA」「Tante Risa 笑多」「Bar&Grill Tio 2ndo」(以上、同1)。フレンチやイタリアンのレストラン、カフェバー、居酒屋などジャンルも多岐にわたる。

 同組合は「新しい自由が丘の風物詩として、それぞれのヴァンショーを楽しんでいただけたら」とも。参加店舗マップは「自由が丘オフィシャルサイト」に掲載するほか、自由が丘インフォメーションセンター(同1、10時30分~18時30分)や自由が丘駅で配布する。

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