ワインの直輸入・卸・小売を手がけるヴィノスやまざき(静岡市)は4月26日、自由が丘にワインショップ+レストランの新業態店「ヴィノスやまざき 自由が丘店」(目黒区自由が丘2)と「旬香亭 自由が丘キッチン」を同時オープンする。
同社は、全国でも珍しい直輸入型ワイン専門店として、都内では有楽町店、広尾店などを出店。5店舗目となる今回は、「蔵直レストラン」と銘打ち同社初のレストランを併設した路面店となる。
出店場所は、自由が丘北口・メイプル通り沿い、旧「オステリア ラ・フェスタ」跡。店舗面積は63.6平方メートルで、1階がワインショップ、2階がレストランになる。
1階「ヴィノスやまざき 自由が丘店」は、世界9カ国の蔵元から直接買い付けた約600種類の「蔵直ワイン」を取りそろえ、同店で購入したワインは2階レストランへの持ち込みが可能(有料、1ボトル=1,000円~)。そのほか人気の静岡地酒「磯自慢」などの各種日本酒、フランス・イタリアの農家から直接買い付けたチーズ、デリコーナーも展開する。
2階「旬香亭 自由が丘キッチン」は、客席数24席。「赤坂 旬香亭」(港区)をはじめとする旬香亭グループとのコラボレーションで、同グループ・斎藤元志郎シェフがワインと料理のマリアージュを考えた新しいスタイルをプロデュース。地中海テイストを取り入れた小皿料理「MEZE(メゼ)」(1皿=600円~900円前後)を常時10種類以上用意し、自家製ハムやソーセージ、チーズ、「自由が丘洋食」と銘打ったパスタや同店名物のオムライスなどをそろえる。
ドリンクは、ワイン・シャンパン・デザートワイン・日本酒をグラスで用意。毎日10~20種類用意する「グラスワイン白・赤」(500円~)など、直営店ならではの品ぞろえと手ごろな価格が特徴。
想定客単価は、昼=1,500円~3,000円、夜=5,000円~6,000円。平日は地元・近隣客、週末は広域商圏から自由が丘を訪れた客をメーンに幅広い年齢層の利用を見込む。
自由が丘への出店について、同社担当者は「東横線・日比谷線沿いの直営店の顧客の方々からレストラン併設店出店のリクエストをいただき、地元密着型で食の感度の高い街として当社が考えるコンセプトに合っていたのが自由が丘だった。この自由が丘店をモデルショップとして、今後もこの新業態による出店を展開していきたい」と話す。
営業時間は、1階=11時~23時、2階=11時30分~14時30分・17時30分~22時30分。