ダンススポーツ選手権「第41回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権」が11月6日・7日、駒沢オリンピック公園総合運動場(世田谷区駒沢公園1)体育館で開かれる。
社交ダンスともいわれるボールルームダンスをベースにスポーツ性を追求して発展した競技スポーツ「ダンススポーツ」の全日本チャンピオンを決める同競技会。音楽のジャンルによって「スタンダード」(ワルツ、タンゴなど)と「ラテン」(サンバ、チャチャチャなど)の2種目に分かれる。
同所で開催されるのは2年ぶり4回目。昨年は川崎市とどろきアリーナでの無観客試合となったが、今年は人数制限・予約先着順による有観客形式で開催する。
併せて、全競技の模様をユーチューブでライブ配信し、公式SNSから応援メッセージや優勝組による「オナーダンス」のリクエストにも参加できる企画を用意する。主催する日本ダンススポーツ連盟(JDSF=江東区)は「コロナ禍の中で、できない理由ではなく、どうしたらできるのかの思いを一つに、ファンとのつながりを大切に思い切り盛り上げていきたい」とコメントする。
主なタイムテーブルは、6日=三笠宮杯スタンダード、PD(プレミアディビジョン)選手権ラテン、U-23スタンダード。7日=三笠宮杯ラテン、PD選手権スタンダード、U-23ラテン、ジュニア選手権、ジュブナイル選手権。
注目出場選手は、PDスタンダード部門で6連覇を狙うオレクシー グザー・太田吏圭子ペア、PDラテン部門の久保田弓椰・徳野夏海ペア、GD(ゼネラルディビジョン)スタンダード部門の小嶋みなと・盛田めぐみペア、GDラテン部門の大西大晶・大西咲菜ペア。
開催時間は、6日=14時25分~19時26分、7日=9時55分~17時50分。入場チケットは、大会事務局(TEL 03-6457-1858)ほかで取り扱うが、日本ダンススポーツ連盟は「アリーナ階で従来の5分の1以下、1・2階席で2分の1以下に席数を減らすため、できるだけライブ配信でご覧いただきたい」と呼び掛ける。