平面作家・水戸部春菜さんの個展「Happy End」が1月28日、イデーショップ自由が丘店(目黒区自由が丘2、TEL 03-5701-7555)で始まった。
水戸部さんは1995(平成7)年、神奈川県生まれ。2018(平成30)年に東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックデザイン学科を卒業後、平面(絵画)作家として数々の個展・グループ展で作品を発表。2020年には「第23回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」に入選するなど活躍している。
同展では、新たに描き下ろしたドローイング作品40点を展示する。同店担当者は「しなやかかつ力強いストロークで表現したドローイング作品は、線の強弱と重なりによる躍動感、一瞬の動作を切り取ったような速度感にあふれている。そぎ落とされた輪郭と、モノトーンでシンプルな構図の中に、普段は目に見えない『動』の美しさが感じられる」と話す。作品は全て販売し、価格は1万6,500円~。同店オンラインショップでも一部取り扱う。
水戸部さんは「Happy Endというタイトルは早くに決めていた。ハッピーな展覧会に憧れがある」と言い、「難しいことを考えたり、悩んだりして、眠くなったりしている。何を描くべきかやるべきか意識を凝らすが、それは私にとって無意味なことなのかもしれない」と話す。
開催時間は11時30分~20時(土曜・日曜・祝日は11時~)。入場無料。2月28日まで。