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学芸大の書店で写真家アラハマカズさん写真展 ある「物」で人間社会を表現

写真家アラハマカズさんの写真展「COLONY」の作品から

写真家アラハマカズさんの写真展「COLONY」の作品から

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 写真家アラハマカズさんの写真展「COLONY」が現在、東横線・学芸大学駅の書店「BOOK AND SONS」(目黒区鷹番2、TEL 03-6451-0845)で開かれている。

写真家アラハマカズさんの写真展「COLONY」の作品から

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 アラハマさんは1988(昭和63)年に渡米。ニューヨーク州立ファッション工科大学(F.I.T.)写真学科卒業後、スチルライフ(静物写真)のフォトグラファーとして独立。2004(平成16)年に東京に拠点を移し、広告や雑誌などのジャンルで活動する傍ら、水滴のレンズ越しに都市風景を捉えた写真展「T o T < Towers of a Tower >」(2018年)を開くなど独自の技法による作品を発表してきた。

 同展では、アラハマさんが「漠然と脳裏にあった社会への問いかけ」として100円ショップで購入した商品を使って表現した26点の作品を展示する。

 被写体は、大量生産・消費される安全ピンや紙コップなどの日用品。アラハマさんは「それらを整然と並べ、積み重ねるという単純な行為を繰り返すうちに、まるで人間社会の風景を俯瞰(ふかん)しているように感じた」とコメントしている。

 会場では、同展の作品も収めた同名の写真集「COLONY」(私家版、9,900円)も販売する。

 開催時間は12時~19時。水曜定休。入場無料。7月10日まで。新型コロナウイルス感染症拡大防止により入場制限や事前アポイントメント制を行う場合は、同店のツイッターで当日伝える。

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