NTTとNTTデータが6月29日、地域活性アプリ「みんなのスマートシティ(以下みんスマ)」の実証実験を自由が丘駅周辺地区で始めた。
「みんスマ」は、地域住民や生活者、店舗、企業、自治体など地域に関わる人々をつなぎ、「地域やまちへの思いによる発信や行動をまちづくりに生かす」スマートフォンアプリとして両社が連携して昨年開発した。自由が丘での実証実験は昨年11月に続いて2回目。
実証実験は前回同様、利用者が知るまちの「お薦め」を写真と共にマップ上に投稿できる「まちのトピック(まちトピ)」、道路や公園などのインフラの老朽化やまちの不安全など、利用者が気になることや気付いたことを写真と共に報告できる「まちのインフラ点検(まちフラ)」の2つのミニアプリを用意。期間限定で参加できる新機能も追加した。
対象地域は、自由が丘北口すずかけ通りとカトレア通りが交わる交差点から半径1キロ圏内で、地域内であれば誰でもアプリを利用できる。
アプリのリリースに合わせ、ミニアプリ・まちトピを使ったフォトコンテスト「自由が丘 まちの魅力アピール」(6月29日~)、ミニアプリ・まちフラのミッションモード新機能を使って街なかにあるマンホールの撮影コンプリートを目指す「まちのマンホールラリーキャンペーン」(7月17日~)を行うほか、7月17日・18日にはアプリ体験イベントを自由が丘駅前ロータリーで開く。
実証実験は8月31日まで。アプリは、アプリストアから「みんなのスマートシティ」で検索できる。