フランス人写真家のファビアン・ボアロさんの写真展が10月22日、自由が丘駅前のギャラリー「DIGINNER GALLERY(ディギナー・ギャラリー)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6421-1517)で始まる。
写真家ファビアン・ボアロさんの作品をプリントしたTシャツも販売(写真はイメージ)
ファビアン・ボアロさんは1984年生まれ。父から借りた古い一眼レフカメラ「Canon AE1」をきっかけに独学で写真を学んだ。バイクやサーフィンにも引かれたことから独自のキャリアを進み、現在はフランス・パリを拠点にしながら世界を旅するサーファーとして、また欧州で多くのクライアントを持つフォトグラファーとして活動している。
同展は、初の写真集「LA VIE DES AUTRES(ラ・ビ・デ・オートル)」出版を記念したもので、同ギャラリーでの写真展は6年ぶり2度目。写真集で発表した2017年から2021年までの5年分の作品から18点を展示する。
ボアロさんは「初めての写真集なので、自分らしい個人的なものを作ろうと思い付いた。ストリートフォトとサーフフォト。私は月曜から金曜まで都会で、週末は海で過ごすという2つの世界で育った。それは私の創造的な人生の大部分を占めており、それを示すことがとても重要だと考えた」と話す。
作品について、同ギャラリー店主の鈴木宏信さんは「世界中の若者が共有する『自由への渇望』が映っている。深い利他心を持つこの写真家はこれまで知らなかった人々との出会い、発見をこよなく愛す。意外性を体験する喜び、広大なランドスケープの自由さを呼び起こす何かがファビアンの写真にはある」と言う。
作品は販売も行う。フレーム付きCプリント(約20種類)で価格帯は3万3,000円~4万4,000円予定。作品をプリントしたTシャツ(2デザイン、M・L・XLサイズ=6,600円)も用意する。
開催時間は11時~19時(最終日は17時まで)。月曜・火曜、10月27日休廊。11月6日まで。