自由が丘の老舗菓子店「亀屋万年堂 総本店」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3717-0400)が4月1日、期間限定商品「天空の抹茶苺(いちご)大福」を発売する。
「旬のおいしさを贅沢(ぜいたく)に味わう」をコンセプトに、旬の果物や野菜を使った「贅沢フルーツ大福」を毎月、期間限定で販売する同店。4月は、静岡県産抹茶「天空の抹茶」をあんと餅に使い、同県産イチゴ「紅ほっぺ」を包んだ大福を販売する。
天空の抹茶は、静岡県の自然豊かな山間地域にある茶畑で栽培された抹茶。色・うまみ・香りのバランスが優れた一番茶のみを使い、深い甘みと程よい苦みが特徴という。
同店を運営する亀屋万年堂(横浜市)によれば、「その苦みがスイーツなどに使った時にもしっかりと抹茶の味を感じられるため、菓子の素材に向いている」といい、やわらかい食感の餅部分に粗びきの茶葉を加えることで「余韻まで楽しめるように仕上げた」とも。
天空の抹茶に合わせる紅ほっぺは、静岡県で現在最も多く栽培されているイチゴ品種。「同じ土地で育ち作られた物は相性が良いといわれる。静岡県が生んだ『天空の抹茶』と『紅ほっぺ』の相性の良さを楽しんでもらえたら」(同社)という。
価格は270円。東京都と神奈川県の直営28店舗で販売する。1つからでも事前予約を受け付ける。