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学大の書店で写真家・川崎祐さん作品展 「風景写真」を問う

写真家・川崎祐さんによる写真展「未成の周辺」作品から

写真家・川崎祐さんによる写真展「未成の周辺」作品から

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 写真家・川崎祐さんによる写真展「未成の周辺」が5月2日、東横線・学芸大学駅の書店「BOOK AND SONS(ブック・アンド・サンズ)」(目黒区鷹番2、TEL 03-6451-0845)で始まる。

写真展「未成の周辺」作品から

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 川崎さんは1985(昭和60)年、滋賀県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、一橋大学大学院言語社会研究科修了。故郷に暮らす家族と地元周辺の過疎化する郊外の風景を捉えた作品で、2017(平成29)年に「第17回写真『1_WALL」』」グランプリを受賞。翌年に開催した個展「Scenes」で第44回木村伊兵衛写真賞(2019年)の最終候補にノミネートされる。

 同展は、2022年に発表し、翌年写真集として刊行した「未成の周辺」(Alt_Medium刊)の作品から約20点を展示する。川崎さんが和歌山県新宮市を取材し、「聖地」として知られる熊野の風景の脱構築と、「風景写真」の成立条件を問う内容になるという。

 展示は、熊野を歩きながら一見ありふれた郊外の風景を撮影したパートと、路面バスの車窓からカメラの機械性に身を委ねて撮影したパートから成る。同店担当者は「川崎さんの作品のテーマである『地方・郊外』へのアプローチを持続・発展させ、写真論としての『風景』を問う意欲的な作品群となっている」と話す。

 関連イベントとして、トークイベント・ミニライブ「五月」が今月18日、開かれる。川崎さんが登壇し、ゲストに小説家・滝口悠生さん、ミュージシャンのoono yuuki(大野悠紀)さんを迎える。

 大野さんが主宰するバンド「oono yuuki band」の新作アルバムのアートワークに川崎さんが「未成の周辺」作品を提供しており、さらに大野さんと滝口さんが長年の友人であることから今回の顔合わせが実現したという。定員は25人。料金は2,200円で、イベントと同時刊行するZINEも付く。5月2日12時から同店オンラインストアで予約を受け付ける。

 開催時間は12時~19時。水曜定休。入場無料。今月21日まで。

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