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駒沢で「グリーンリボン」ランフェス 臓器移植を考える機会に

駒沢での開催は今年で9回目となる「グリーンリボンランニングフェスティバル」(写真は過去開催時の様子)

駒沢での開催は今年で9回目となる「グリーンリボンランニングフェスティバル」(写真は過去開催時の様子)

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 移植医療普及のシンボル「グリーンリボン」を冠したランイベント「2024 グリーンリボンランニングフェスティバル」が10月14日、駒沢オリンピック公園陸上競技場、ジョギングコースで開催される。

ドナーへの感謝の気持ちを込めて風船を飛ばす「バルーンセレモニー」の様子

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 グリーンリボンとは、1980年代に米国から世界的に広まっているという移植医療普及のためのシンボル。グリーンには成長と新しい命という意味があり、臓器提供者と移植者それぞれの命のつながりを表現しているという。

 同大会は、2002(平成14)年から2005(平成17)年まで開催された市民マラソン大会「東京シティロードレース」に設けられていたレース「移植者の部」が独立する形で2006(平成18)年、国立競技場でスタート。2014(平成26)年から駒沢オリンピック公園に会場を移し、同所での開催は9回目を迎える。

 競技は、「臓器移植を受けた人をはじめ、みんなで一緒に走ることにより、走ることができるほど健康であるという喜びを実感する」ことを目的に、初心者でも走りやすい平坦な1周約2.3キロの周回コースで行う。

 ラン部門の種目は、高校生以上が参加対象となる「ハーフマラソン」(9周回)、「10キロ」(4周回+競技場周回)、「5キロ」(2周回+競技場半周回)、小学生以上の2~10人編成のチームでたすきをつないで走る「42.195kmリレー」(18周回)、小学生以上の子どもと保護者による2~5人で一緒に走る「ファミリーラン」(1周回)の5つ。

 大会ゲストランナーは、睡眠改善インストラクターの資格を持つモデルでタレントの西谷綾子さん。「10キロ」の部に出場し、トークショーも行う。

 併せて会場では、木の棒を交互に投げて木製のピンを倒して得点を競うフィンランド発祥のスポーツ「モルック」体験コーナーなど、家族で楽しめるイベントも用意する。

 参加料と定員は、種目により異なる。申し込みは、ランニングポータルサイト「ランネット」で受け付ける。9月11日まで。

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