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自由が丘駅構内に「丸山珈琲」 自由が丘限定ブレンドやコーヒー菓子も

東急東横線・大井町線自由が丘駅構内にオープンした「丸山珈琲(コーヒー) エトモ自由が丘店」外観
(写真提供=丸山珈琲)

東急東横線・大井町線自由が丘駅構内にオープンした「丸山珈琲(コーヒー) エトモ自由が丘店」外観 (写真提供=丸山珈琲)

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 「丸山珈琲(コーヒー) エトモ自由が丘店」が9月1日、東急東横線・大井町線自由が丘駅構内の商業施設・etomo(エトモ)自由が丘にオープンした。運営は丸山珈琲(長野県)。

「丸山珈琲(コーヒー) エトモ自由が丘店」のテイクアウトカウンター・売り場の様子

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 丸山珈琲は1991(平成3)年、長野・軽井沢町で創業。丸山健太郎社長が自らバイヤーとして世界各地の生産地に出向き、直接買い付けしたスペシャルティコーヒーを取り扱う。

 これまでに広域自由が丘圏では、2012(平成24)年に東京1号店として尾山台店(世田谷区等々力)を出店しているが、自由が丘店は渋谷、日本橋、立川に次ぐ「物販・テイクアウト専門店」業態となる。丸山社長は「丸山珈琲はカフェと思われがちだが、物販が売り上げの約8割を占める。コロナ禍をきっかけに自分たちの強みを改めて見直した」と話し、現在は同業態の出店展開を進めているという。

 場所は、自由が丘駅正面改札口近く旧「ShinQs ビューティー パレット 自由が丘店」跡で、売り場面積は約14坪。

 対面式のテイクアウトカウンターでは、同店限定コーヒー「自由が丘ブレンド(中深いり)」を使った「アメリカーノ」「ラテ」(以上ホット・アイス)、「カプチーノ」「ブレンドコーヒー」(以上、700円)、「ブレンドアイスコーヒー」(750円)を提供する。

 「街をイメージして作った」という自由が丘ブレンドは、アーモンド、オランジェット、ベリーの風味と味わいが特徴。丸山社長によると、隠し味にエチオピア産モカを入れることで「若者に寄せながらも大人の味に仕上げた」という。

 このほか、同店限定メニュー「クラフトジンジャーエール」(500円)や「スムージー 濃いバナナミルク」(556円)などのソフトドリンク、店舗で抽出したエスプレッソを使って伊カルピジャーニ社製ソフトクリームマシンで提供する「コーヒーソフトクリーム」(463円)も用意する。

 物販は、「自由が丘ブレンド」(ドリップバッグ=200円、コーヒー豆100グラム=843円)をはじめ常時約20種類のスペシャルティコーヒー、コーヒーバッグ・ドリップバッグを用意。店内奥には、キャニスター缶などのコーヒー関連商品もそろえる。

 「『土産需要』が大きいことから、近年はコーヒーを豊かに感じていただくための商品開発を進めている」(丸山社長)というオリジナル菓子商品も販売。スペシャルティコーヒーを使った「コーヒーカステラ」(669円)、「コーヒーゼリー」(288円)、長野の老舗栗菓子店・小布施堂とコラボレーションした「珈琲栗どら焼き」(455円)など。

 丸山社長は「出かける前にコーヒーでひと息つけたり、手土産を買えたりと、東急沿線の人たちに(同店が)生活の潤いになれば」と期待を寄せる。

 営業時間は9時~20時。

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