全国のご当地・人気ラーメンを一堂に集めたラーメンイベント「東京ラーメンフェスタ2025」が10月23日、駒沢オリンピック公園(世田谷区駒沢公園1)中央広場で始まる。
第2幕(10月27日~30日)で栃木「佐野青竹手打ちラーメン大和」が提供する「佐野ラーメン」
2009(平成21)年に「東京ラーメンショー」として始まった同イベント。今年は、全国各地のイベントや地域のラーメン情報を発信している団体などが推薦する「地域のお薦めラーメン店」が、北は北海道から南は熊本まで26都道府県からと、海外からも出店する。
実行委員長で「ラーメンデータバンク」(目黒区)会長の大崎裕史さんは「惜しまれながら閉店してしまったラーメン店が限定復活出店するほか、初出店は23店舗・23味も。今年も『ここでしか味わえないラーメン』を提供する」と話す。
第1幕(10月26日まで)、第2幕(10月27日~30日)、第3幕(10月31日~11月3日)の3幕構成・全12日間で展開し、提供するラーメンは総入れ替え制の計39種類(各幕13種類)。ラーメン販売はチケット制で、全て1杯1,100円。
第1幕は、ミシュランガイド東京で3年連続「ビブグルマン」を獲得した人気店ながら昨年閉店した「カネキッチンヌードル」による「地鶏の極醤油(きわみしょうゆ)ラーメン」、昔懐かしい中華そばを提供する「ちゃん系ラーメン」で知られる「ちゃんのれん組合」によるコラボラーメン「中華そば」、地元・京都では朝6時から行列ができるという「本家第一旭」の「京都ラーメン」など。
第2幕は、ミシュランガイド北海道特別版で2年連続「ビブグルマン」を獲得した「札幌ラーメン 麺屋菜々兵衛(ななべえ)」が「名古屋コーチンの極上中華そば」で初出店するほか、「進化系佐野ラーメン」として知られる栃木「佐野青竹手打ちラーメン大和」の「佐野ラーメン」、愛媛・松山の深夜営業ラーメン店「生しじみラーメン『オルニ』松山本店」の新作「しじみ混ぜそば」など。
第3幕は、全国各地のラーメンイベントで行列店として人気を集めるラーメン店が出店。北海道「札幌みその」が同イベント特別バージョンで提供するという「札幌濃厚毛蟹(けがに)味噌(みそ)らーめん」、ご当地ラーメンとしても話題という青森「中華そば ひらこ屋」の「津軽煮干王道系『3種盛』」、目黒区緑が丘に本店を置く「中華蕎麦(そば)三藤(みつふじ)」と愛知の「鶏そば藍」によるコラボラーメン「帆立と地鶏の醤油そば」など。
開催時間は10時30分~20時30分(チケット販売は終了30分前まで、各幕初日は12時~、最終日は18時30分閉場)。入場無料。雨天決行。