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「サインエール」でデフリンピック応援 駒沢で朝原宣治さんら参加

デフアスリートたちに身ぶりで伝える新しい応援方法「サインエール」(写真はイメージ)

デフアスリートたちに身ぶりで伝える新しい応援方法「サインエール」(写真はイメージ)

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 11月15日に開幕する聴覚に障害のあるアスリートの国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」で、身ぶりで伝える応援方法「サインエール」による応援団が駒沢オリンピック公園総合運動場(世田谷区駒沢公園1)で行われる試合に登場する。

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 サインエールは、耳の聞こえない選手を身ぶりで励ます新しい応援方法。開催地の東京都と聴覚障害者らを中心としたメンバーが、デフアスリートたちと共に開発した。

 目で世界を捉える人々の身体感覚と日本の手話言語をベースに作られ、「行け!」「大丈夫、勝つ!」「日本、メダルをつかみ取れ!」を表現した3つの基本要素で構成。最もシンプルな「行け!」のサインエールは、顔の横で両手をひらひらさせた後、勢いよく前に突き出す動きで、短いながらも力強さが感じられる。

 大会期間中、開発メンバーやサポーターで結成された「サインエール応援団」が都内7会場に出向き、観客と一緒にデフアスリートを応援する。

 駒沢オリンピック公園総合運動場の対象試合は、11月16日「バレーボール男子予選」(10時~11時30分)、18日「陸上(男子走り高跳び決勝、男女100メートル決勝など)」(10時10分~15時53分)、22日「バレーボール準々決勝」(10時~12時30分)、23日「陸上(男女200メートル決勝、男女800メートル決勝など)」(12時15分~14時28分)、24日「陸上(男女円盤投げ決勝、男女4×100メートルリレー決勝など)」(9時20分~16時28分)、25日「バレーボール男女決勝」(15時~19時)。

 ゲストとして、16日=サインエール応援サポーターの富栄ドラムさん、22日=東京2025デフリンピック応援アンバサダーの朝原宣治さんが応援団に参加する。

 大会の全競技は無料で、事前申し込み不要で観戦できる。サインエールの紹介動画は、特設サイト「TOKYO FORWARD 2025」で確認できる。

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