自由が丘経済新聞の2025年年間PV(ページビュー)ランキング1位は、「自由が丘駅前『不二屋書店」が102年の歴史に幕 幅広い品ぞろえ貫く」を伝える記事だった。
ランキングは、今年1月1日~12月11日に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 自由が丘駅前「不二屋書店」が102年の歴史に幕 幅広い品ぞろえ貫く(1/20)
2. 自由が丘に喫茶店「喫茶二十世紀」 神宮前から移転リニューアル(11/29)
3. 「自由が丘女神まつり」開催迫る 駅前・商店街一帯でイベント(9/29)
4. 自由が丘に「アイムドーナツ?」&ベーカリー「ダコー」 不二屋書店跡に(8/30)
5. 駒沢公園で「東京ラーメンフェスタ」 3幕でラーメン39種提供へ (10/22)
6. 自由が丘「ムーンスター」、旗艦店限定モデル 予約販売を開始(8/10)
7. 自由が丘「ムーンスター」、直営店限定ローファーモデル販売開始へ(12/3)
8. 田園調布駅前にベーカリー「ジャン・フランソワ」 店内で石臼製粉も(3/6)
9. 自由が丘に徳島発レモンケーキ「パール洋菓子店」 東京に初の常設店(11/3)
10. 目黒区、プレミアム率30%のデジタル商品券発行へ スマホ貸し出しも(5/19)
1位の「不二屋書店」閉店を伝えた記事は、2025年上半期PVランキングに続いて年間PVでも1位を獲得。1929(昭和4)年から自由が丘駅前で営業を続けてきた老舗書店だったこともあり、年間を通して多くの注目を集めた。
「ニューオープン」を取り扱った記事のうち、4位の「アイムドーナツ?」「ダコー」は、不二屋書店店主の門坂直美さんが閉店後の同所にテナントとして誘致した。「若い人たちに来てもらえる店として選んだ」と言い、自由が丘の街の「若返り」を両店に託した。
同じく「ニューオープン」記事のうち、2025年下半期にオープンした「喫茶二十世紀」(2位)、「パール洋菓子店」(9位)がランクイン。ランクインは逃したが、バリスタ監修の「コーヒーあん」ドーナツを販売する「Roasted COFFEE LABORATORY(ローステッド・コーヒー ・ラボラトリー)自由が丘店」(11位)など個性を打ち出した新店舗が目立った。
自由が丘駅前で現在工事が進められている「自由が丘1-29地区」再開発事業が来年2026年7月の完成予定を予定している。自由が丘の新しいまちづくりに期待したい。