食品の企画開発・製造、飲食店プロデュースを手がけるレスプロ(港区芝浦4)は8月6日、海外のライス料理をアレンジした「Worldグリル& Cafe Rice Dishes(ライスディッシーズ)」(目黒区鷹番3、TEL 03-5724-4727)を学芸大学駅前西口商店街にオープンした。
同店は、日本と同様に米を主食とする国々の料理を融合させた「世界米食堂」(同店)。店名の「ライスディッシーズ」は米料理を意味し、「気軽に食べられる『ご飯と合う世界の料理』」を提供するという。
店舗面積は50坪で、メーンダイニング=20席、カウンター=6席、プライベートルーム=12席、ロフト=26席、テラス席=6席の総席数70席。内装は、京都の町屋に見られる古民家とラテンのテーストをコラボレートしたイメージで、赤色の家具を取り入れた。店舗は地下1階にあるが、店内からテラス席を望めるため開放感があり「陽気で、大人たちをわくわくさせるような雰囲気」(同店)に仕上げた。
料理のベースとなるのが、同店オリジナルライス。うるち米、タイ産ジャスミンライス、北米産ワイルドライス、中南米産インゲン豆・キドニービーンズをブレンドし、ココナッツやオレガノ、タイム、ネギ、チキンストックなどと一緒に炊き合わせたもので、「ジャマイカンライスに似た風味」(同店)。
料理は、オリジナルライスにバーベキューなど各国の伝統的な料理を合わせたどんぶり風メニューが中心。モンゴリアンバーベキューソースで味付けしたポークリブをのせた「モンゴリアンリブライス」(リブ1P=1,200円/2P=1,800円/3P=2,220円)、カレーミックスソース味のエビをのせた「キューバンシュリンプ」(1,400円)、ハワイ生まれの「ロコモコ」(1,110円)など。
アルコールは、アジアや南米のビールを中心にそろえ、ベトナムの「333(バーバーバー)」(700円)、ジャマイカの「レッドストライプ」(900円)、メキシコの「ソル」(700円)などを提供する。
同社では、同店に隣接する黒米、古代米、雑穀料理の「倭人伝」とは異なる業態として「仕事帰りに気軽に立ち寄れ、テークアウトも可能なライス料理を発案した」(同社)とし、ターゲットは学芸大学駅周辺に住む20代~40代の男女を見込む。客単価は3,000円~。今後は都内にも店舗展開の予定。
営業時間は、平日・土曜=11時~25時30分、日曜・祝日=11時~24時。