インテリアデザインの専門学校「ICSカレッジ オブ アーツ」（目黒区柿の木坂1）は10月22日、めぐろパーシモンホール 大ホール（八雲1）でインダストリアルデザイナーの榮久庵憲司さんを招き「秋期公開特別講義『デザインと人生』～人とモノとの関りあい～」を開催する。

　榮久庵（えくあん）さんは、1929（昭和4）年東京生まれ。1955年に東京藝術大学美術学部を卒業後、1957年にGKインダストリアルデザイン研究所を設立、現在はGKデザイン機構会長を務める。主な作品には、商品開発から40年を経た今でもロングセラーを続ける「キッコーマンしょうゆ卓上びん」、JR「成田エクスプレス」「秋田新幹線こまち」などがある。

　講義は、同校学生のほか一般も参加できる公開授業。日本のプロダクトデザインの草分けにして、現在に至るまで日本の第一人者として知られる榮久庵さんが「デザインと人生」をテーマに、人とモノとの関わりあいを通したデザインについての考え方、デザイナーを目指す人々へメッセージを語る。

　同校では、昨年9月に建築家・安藤忠雄さんとインテリアデザイナー・森田恭通さんを招いて一般公開方式で開催した「創立45周年特別講演会」が大変好評だったことを受け、今年から同様の公開特別講義を年2回（夏、秋）することとなったという。

　18時開場、18時30分開演。入場無料。事前予約制。申し込みは同校サイトで受け付ける（定員に達し次第終了）。問い合わせは同校（TEL 0120-006911、9時～18時）まで。