自由が丘で難民支援チャリティーイベント「ライツフォーライツ」

難民支援協会では「ライツフォーライツ」メッセージロゴ(写真)の入ったTシャツや難民の人たちが描いたポストカードの販売も行うなど幅広い支援を呼びかけている

難民支援協会では「ライツフォーライツ」メッセージロゴ(写真)の入ったTシャツや難民の人たちが描いたポストカードの販売も行うなど幅広い支援を呼びかけている

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 アロマテラピーやハーブ療法のグッズやスクールを手がけるハーブショップ「グリーンフラスコ」(世田谷区奥沢5、TEL 03-5483-7565)が12月20日、難民支援協会(JAR)と共催で日本に暮らす難民を支援するチャリティーイベント「Lights for Rights~こころを照らす光」を開催する。

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 昨年日本における難民申請者数が1,599人と過去最高を記録し、それまで外務省が困窮する難民申請者に支給していた生活支援金などが不足、保護費を打ち切られるケースも出てくるなど難民たちの状況はまさに「暗闇」に陥っている。

 同イベントは、こうした難民問題について関心を持つことで彼らに希望の「光(Lights)」を届け、生きるためのささやかな「権利(Rights)」をサポートしようとJARが企画した同名キャンペーンの一環として行うもの。同店では、2004年よりJARを通じて店内募金などの難民支援活動に取り組んでおり、同店で取り扱う精油やハーブの原産国に難民出身国も含まれていたことも参加理由の一つだという。

 イベント前半は「東アフリカから届けられたクリスマスの香り」と題して、同店代表でハーブやアロマテラピーなどの自然療法研究で知られる林真一郎さんがエチオピア産「乳香」、ソマリア産「没薬(もつやく)」の精油を紹介。いずれも古代から神聖な香りとして利用され、聖書のキリスト生誕の場面では東方の三博士が贈った3つの贈り物にも含まれることで知られている。

 後半は、エチオピアやソマリアなどから日本にやって来ている難民たちの暮らしについてJAR広報部長の鹿島美穂子さんが講演する。

 同店経営企画室の門間充衣子さんは「支援というと『難民のことについて何も知らない』と思われるかもしれないが、クリスマスの香りの話を聞きにくるだけでも良いと思う。これをきっかけに難民について知ること、関心を持つことが支援の始まりになるはず」と参加を呼びかける。

 開催時間は14時~15時30分。場所は「バロンホール」(世田谷区奥沢5)。定員は24人。参加費は1,000円で、全額JARへ寄付される。申し込み方法は同店サイトで確認できる。併せて、12月7日~20日の同店売り上げ金の一部もJARへ寄付される。

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