めぐろパーシモンホール(目黒区八雲1)で2月5日、水中写真家・中村征夫さんの講演会「海からの警鐘~ファインダーから見た地球温暖化~」が開催される。主催はエコライフめぐろ推進協会(目黒区)。
講演会は同協会設立5周年を記念して行われるもの。協会の活動テーマ「緑と水と青い空&3R」の中から、今回は「水」に焦点を当て環境問題を啓発するのが狙い。
中村さんは、国内外の海を精力的に取材して社会性のあるテーマで作品を撮り続ける「水中の報道写真家」。ライフワークの東京湾をはじめ、水俣湾、石垣島・白保、三国町のナホトカ号、奥尻島、諫早湾など沿岸部の乱開発や地球温暖化の影響による環境破壊の姿をとらえ、海の環境保護にも取り組んでいる。
同協会では「中村さんがとらえた美しくもまた厳しくもある作品を通して、地域の皆さんとともに環境を考え行動に移すきっかけとなれば」と期待を寄せる。講演会では、中村さんの作品スライド上映を交えながら、海洋から見た地球環境の変化や環境保護の大切さを語るという。
開場17時30分、開演18時30分。終演後にサイン会を予定。定員200人。入場料は500円、中学生以下=300円。チケットは「目黒エコプラザ」(目黒1、TEL 03-5721-2300)、「平町エコプラザ」(平町1、TEL 03-5729-1901)で販売している。