カジュアルシューズの製造販売を手がけるラニュージャパン(中央区)は9月20日、自由が丘すずかけ通り沿いに「La new自由が丘店」(以下ラニュー、目黒区自由が丘1)をオープンした。銀座店、新橋店に次いで日本進出3号店目。
台北市に本社を置くラニューは、皮革製品の製造加工販売を中心に据え、カジュアルシューズ、紳士靴、婦人靴、子ども靴、健康シューズ、皮製バッグなどの自社ブランド製品を展開。本国ではアフターサービスとオーダーメードシステムが評価されて急成長を遂げており、昨年アジアシリーズを制した台湾プロ野球チーム「ラニューベアーズ」のオーナー企業でもある。
同店の店舗面積は14坪。コーポレートカラーの緑と白を基調とした店内は、コンフォートシューズ系の紳士靴・婦人靴を多くそろえる。高級志向の銀座店、地元ビジネスマンを対象とした新橋店とは異なり、「自由が丘という土地柄、ご家族で一緒にお買い物に来られる方向けのカジュアルなシリーズが中心で、自由が丘店のみで展開するものもある。今後、スニーカーや子ども靴などの取扱いも考えている」(同社)と話す。中心価格帯は14,800円~16,800円。
同社の靴製造では、イギリス人靴職人の技術を取り入れていることから「履きやすさ、形など実用性を求める欧米人に支持を得ている」(同社)といい、今後、各国大使館が集まる港区広尾エリアでの出店を予定している。
営業時間は11時~20時。
La new(台湾本社)
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