めぐろ区民キャンパス(目黒区八雲1)内、めぐろパーシモンホール・芝生広場で7月11日、「パーシモンほたる祭り」が開催される。主催は都立大学商店街連合会、同実行委員会。
以前、地元・都立大学駅付近に流れていた呑川にヘイケボタルが自生していたことから、地元の人々に自然の大切さを伝えたいと企画された同イベントも今年で8回目。ここ数年は敷地内に設営したテント内で鑑賞会を行っていたが、今年からは同ホール・小ホール内にホタルを放つ室内鑑賞方式となる。
鑑賞会にあたってヘイケボタル1,000匹を用意し、1回あたり50人の人数制限方式で4~5分程度鑑賞できる予定。会場ホワイエ付近では、映像を使ってホタルの生態や種類、光る仕組みなどもレクチャーする。
今年の見どころについて、同連合会会長の城所豊さんは「板橋区ホタル飼育施設の協力により、ヘイケボタルのほかにゲンジボタルもそろう予定。ただし都内でのゲンジボタルの発生時期は通常5月~6月なので、用意できる数は限られると思うが、大きさや光り方の異なるゲンジ・ヘイケボタルを同時に観察できる貴重な機会を楽しんでほしい」と話す。
そのほか同日会場内では、地元小中高の吹奏楽部によるコンサートや目黒ばやしの演奏、屋外では子ども動物園や模擬店など各種イベントも開催。地元商店街では、同イベントに合わせて「ホタル祭り」オリジナルコラボグッズも販売。ホタルそばやサブレ、ストラップなどもそろえる。
開催時間は11時30分~20時(雨天決行)で、ホタル鑑賞会は17時~20時。詳しいイベントスケジュールは、当日会場付近で配布するパンフレットで確認できる。問い合わせは同実行委員会(TEL 03-3717-2464)まで。