宮本三郎記念美術館(世田谷区奥沢5、TEL 03-5483-3836)は、10月21日に開催するコンサートイベント「音広場・秋・ハンドベルの夕べ」の参加者を募集している。
同美術館は、洋画家の故・宮本三郎さんが制作の拠点としていた奥沢のアトリエと作品群を遺族から寄贈されたもので、2004年4月に世田谷区立世田谷美術館の分館として開館。2階展示室は年間を通して宮本さんの作品を展示し、1階の講座室スペースではコンサートや創作ワークショップなどさまざまなジャンルのイベントを実施している。
今回のイベント「音広場」は開館以来続くシリーズ企画で、年4回季節ごとに趣向を変えてのコンサート形式で行われる。同イベントについて、同美術館・広報担当の石居美也さんは「小さな美術館での小さなコンサートなので、アーティストとの距離も近く、臨場感のあるステージを体感していただけるのが特徴」と話す。
出演は、海外演奏やレコーディングも数多く経験する実力派ハンドベルグループ「ハンドベルアンサンブル東京(TOKIO)」。演奏は、モーツァルト「アイネ クライネ ナハトムジーク」、ブラーガー「天使のセレナーデ」、ロジャース「エーデルワイス」ほかを予定している。
開演時間は19時30分。参加費は1,500円。申し込みはメールまたは往復ハガキで受け付ける。定員になり次第、受け付けを終了する。
10月の同美術館では、このほか「ハロウィンワークショップ」(10月28日13時30分~17時)参加者も同時募集中。「自由が丘という街に息づく小さな美術館として、当館が多くの方の交流の場になれれば。『鑑賞する』美術館から『参加する』美術館へ、これからもみなさんの声に耳を傾けていろいろなイベントを行っていきたい」(石居さん)とも。