自由が丘北口に7月20日、洋食店「Kitchen+(キッチンプラス)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3723-5323)がオープンした。
おすすめの前菜「ニース風サラダ」(写真はハーフサイズ)、「田舎風 お肉のパテ」
フレンチのシェフとしてベルギー、オランダで9年間の経験を積み、フレンチ以外の食も学びたいと帰国後は「ニュートーキョー」で16年シェフを務めてきた村田弘和さんが独立開業した同店。海外で目にした「夫婦経営のレストラン」をイメージモデルに、村田さんはオーナーシェフとして、妻の康与さんはマダムとして接客とデザート作りを担当する。
出店場所は自由通り沿い、旧「こんぴら亭」跡。店舗面積は6.5坪、席数はカウンター8席。店内は白を基調としたシンプルなデザインで、「落ち着いた雰囲気で食事を楽しんでもらいたい」とカウンターテーブルは奥行き58センチ、一人あたりの幅62センチとゆったりしたスペースに仕上げた。
提供する洋食は、フレンチのフォン・ド・ボーがベース。牛6:豚4の割合で肉のしっとり感にこだわった「ハンバーグ」(デミグラス、和風テリヤキおろし=各950円)、宮崎産和牛のスネ肉を5時間かけて煮込む「ハヤシライス」(950円)、ソースは大人向けしょうゆ味の「オムライス」(880円)、仕上げにオーブンを使いサクサクとした衣が特徴の「メンチカツ」(900円)など。ランチタイムは、同価格でライス、スープ、コーヒーを付ける。
前菜(300円~)は、「ニース風サラダ」(ハーフ=350円、600円)、レバーが隠し味の「田舎風 お肉のパテ」(500円)のほか季節のメニューもそろえる。手作りのデザートは、プリン(カラメルソース、ブリュレ風=各320円)、コーヒーシナモン風味の「シフォンケーキ」(380円)、チーズケーキ(400円)など。
ドリンクは赤・白ワイン(グラス=500円、ボトル=2,500円)、ビール(400円~)など。
オープン後は、近隣住民を中心に「遅くまでランチが食べられる」と近隣店舗のスタッフなど口コミによるリピーター客の来店が多いという。「自由が丘界隈に住んでいる、あるいは働いている方が『一人ごはん』でも安心して食べに来ていただける親しみやすいメニューとサイズ、雰囲気作りを心がけている」と妻の康与さん。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~22時。水曜定休。8月15日~18日はお盆休み。今後は、季節に合わせてビーフシチューやグラタンなどの洋食メニューもラインアップする予定。