ハンドメード作家の衣類やかばん、アクセサリーなどの販売を手がけるファッション雑貨セレクトショップ「南の窓」(目黒区自由が丘1、TEL 03-5731-3930)は現店舗での営業を11月30日で終了し、今後は新店舗名でECショップへ移行する。
同店は、ファッションに特化した雑貨セレクトショップとして2003年にオープン。「いつまでも夢見る女性のクローゼット」をコンセプトに、ハンドメードならではのかわいらしさやあたたかさを感じさせる一点もの、限定生産品などをそろえる。店内では作家の個展を定期的に行い、有名無名を問わず幅広い内容で作品を取り扱ってきた。
今後は、同店のコンセプト、商品構成、スタッフがそのまま引き継がれるECショップ「ハンドメイド雑貨 青い鳥」が11月20日にプレオープンする。同店担当者は「今まで通販取り扱いの要望が数多く寄せられていたが、実店舗をメーンに運営していたため取り扱いは一部の商品に限られていた。今後は全国の皆さんに『南の窓』同様のショッピングを楽しんでいただける」と話す。
閉店までの1ケ月間は、同店で好評を得ている作家の作品販売や作品展を展開。色とりどりの革素材を使ったクラフト作品がそろう「イチコウボウ作品展 イチコウボウの色あそび」(11月2日~6日)、イラストレーター・森祐子さんの雑貨ブランド作品「PUKU個展 冬の森のおはなし」(11月23日~27日)を予定している。
「10月末に閉店を発表したところ、多くのお客様に来店いただき、店・商品共に大変愛されていたことを改めて実感した。ぜひ『青い鳥』リアルショップとして自由が丘に再出店したい」(同店)とも。
営業時間は11時~19時。