自由が丘北口の日本食とワインの店「nanaha 草(ナナハ・そう)」が3月5日、「ガレット&クレープ So(そう)」(目黒区自由が丘2)としてリニューアルオープンした。運営は、和カフェ「ナナズ・グリーンティー」などを手掛ける七葉(世田谷区)。
自家製ジャムを使ったクレープメニュー「フレッシュいちご×イチゴジャム×生クリーム×カスタード」(950円)
抹茶を含む日本茶をメーンに据えた和風カフェブランドで、国内48店舗、上海に3店舗を展開する同社。今回リニューアルした同店は、国産そば粉の生地を薄焼き(クレープ)にした「ガレット」、「クレープ」を提供する新ブランド1号店。
店舗面積は60坪、席数はカウンター・個室を含めた55席を用意。店内入口から見えるオープンキッチンには、グループ客の注文にも対応できるようガス式クレープ焼台3台を設置した。
ガレット発祥の地、仏ブルターニュ地方で親しまれているレシピをベースに、生地には長野・高山製粉に特注した国産100%粗びきそば粉、フランス産バターやグリュエルチーズを使用。
主食にもなるボリュームのあるガレット・メニューは、そば粉の香りと味を塩のみで味わう「プレーン」(600円)、ハム・卵・チーズの「コンプレット」(950円)のほか、ラタトゥイユ各種(1,150円~1,450円)、スモークサーモンやオイルサーディンなどの魚介各種(1,300円~1,750円)、生ハムやチキンのクリーム煮をトッピングした肉各種(1,300円~1,500円)など約30種類をそろえる。
クレープ・メニューは、シンプルな「ブラウンシュガー×バター」(600円)、イタリア産蜂蜜と合わせた「はちみつ×バター」(900円)、「バナナ×チョコレートソース×バニラアイス」(800円)、金柑ママレードヤルバーブ、イチゴの自家製ジャムメニュー(700円~950円)、ブルゴーニュ産朝摘み・夕摘みカシスのリキュールメニュー(900円)など約30種類。
旧店舗に続き、シェフソムリエの糠信加世子さんがアルコールや紅茶などのドリンクメニュー、フランス産チーズなどのアラカルトメニューをセレクト。本場ではガレットに欠かせないシードル(リンゴ発泡酒)は、北海道増毛(ましけ)町で作られている「増毛シードル」(2,100円)を用意した。「まだ市場では流通が少なく、本場フランスをしのぐ純国産シードルなのでぜひ味わってほしい」とも。
営業時間は11時30分~24時(日曜・祝日は22時まで)。水曜定休。