ゲームソフト「ファイナルファンタジー」シリーズを手掛けたことで知られる作曲家・植松伸夫さんが制作した自由が丘森林化計画テーマ曲「僕の街が森になるまで…」の配信が3月26日、iTunes storeで始まった。
自由が丘の環境活動・自由が丘森林化計画を多くの人に広めることを目的に、「自由が丘に縁があるアーティストに、緑化を推進する街の未来につながるテーマソングを作ってほしい」と、自由が丘商店街振興組合が植松さんへ制作を依頼。「第38回 自由が丘女神まつり」(2010年)のスペシャルライブで植松さん自ら演奏して初披露した。
植松さんが実際に富士山麓の山中湖畔に足を運び、木や森を見ながら一気に作り上げたという同曲は、「自由が丘で千年の森づくり」をキーワードにピアノや弦楽器・管楽器による美しいインストゥルメンタル曲に仕上がっている。
これまで自由が丘のイベントステージで演奏され好評を集めていたが、市販化されておらず、非売品CDでの配布に限られていた。今回の配信開始を受け、植松さんは「僕の大好きな街である自由が丘。この街にもっと緑を、という話に大いに共感してこの曲を作らせてもらった。皆さんに『音の緑』を感じていただけたら」と話す。
配信は「僕の街が森になるまで…」「僕の街が森になるまで-piano solo-」の2曲。価格は各150円。iTunes store限定。同日発売した「自由が丘オフィシャルガイド2012-2013」付録DVDにも同曲の一部が収録されている。