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「中心」テーマに女性外国人アーティストが個展-自由が丘のギャラリーで

壁面にラインが広がる来場者参加型のインスタレーション作品「CENTER」

壁面にラインが広がる来場者参加型のインスタレーション作品「CENTER」

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 自由が丘駅前のギャラリー「DIGINNER GALLERY WORKSHOP(ディギナー ギャラリー ワークショップ)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6421-1517)で現在、マリアナ・マルヤマさんの作品展「CENTERS」が開催されている。

ギャラリーの入り口で向かえる作品「IF I AM NOT HERE I AM THERE」

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 マリアナさんは、主にペインティングとドローイングを得意とするアメリカン・イタリアンのアーティスト。米オーバリン大学でスタジオアートを学び、これまでアメリカ国内の作品展やワークショップなどに多数出展。現在は東京に活動拠点を置きながら、リトアニアなど海外のアーティスト・イン・レジデンスに参加するなど幅広く創作活動を行っている。

 日本で初の個展となる同展では「CENTERS(=中心)」をコンセプトに、中心へシフトしていくと何かに接続する、何かが起こることをイメージした作品を展開する。

 メーン展示は、階上へ吹き抜ける壁面全体を使ったインスタレーション。中心から無数のラインが広がり、その一部分には来場者が作品に加わるためのスペースが設けられている。「この場所に立ってもらうことで自分がラインに接続されていることを感覚的に捉えてもらう」意図を込めたという。

 そのほか、「中心」をイメージしたプリントやドローイング、来場者がダーツを投げて作り上げるユニークな地図作品「MAP OF HERE AND THERE」など約20点を展示する。作品は全て販売も行う(6,000円~)。

 「私たちがどこかへ向かうときは、さまざまな境界線を越えて中心から中心へと移動しないと、そこへは向かえない。つまり全ては中心へとつながっている、ということ」とマリアナさん。

 営業時間は12時~20時(最終日は17時まで)。5月27日まで。26日・27日はマリアナさんが在廊する。

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