自由が丘北口エリアに9月1日、スーツ専門店「P.S.FA (ピーエスエフエー)自由が丘店」(目黒区自由が丘2)がオープンした。運営ははるやま商事(岡山県岡山市)。
レディスアイテムを強化した「P.S.FA 自由が丘店」店内の様子
「ファッション感度の高いビジネスパーソン」をターゲットに、スーツをメーンとするビジネスウエアを取り扱う同ブランド。ビジネススーツ=1万9,950円、2万9,400円の2プライス、インポートスーツ=3万9,900円などの商品を軸に、都内では池袋本店、新宿東口店など15店を展開。自由が丘店では既存店と比べレディスの商品構成を20パーセント増やし、女性客の集客を強化する狙い。
学園通り沿い、新築の商業ビル1階路面部分に出店。店舗面積は63.5坪。「CASA-友だちの家」をコンセプトに、バリアフリーの入り口から店内奥に進む動線を、それぞれ「玄関」「リビング」「書斎」をイメージした売り場で構成。入り口付近はレディス商品をメーンに、全身用大型ミラー2面を備える女性専用試着室も用意した。「平日はお子さん連れのお母さま、休日は20~40代のカップルや夫婦に二人でゆっくりと店内を見ていただける空間やディスプレーを意識した」と店舗開発部出店企画課次長の久保田秀行さん。
主な商品は、メンズはビジネススーツ、イタリア製インポートスーツをメーンに、シャツ(3,900円)やネクタイ(2,940円)、カフスボタン(2,990円)などの服飾雑貨もそろえる。レディス商品は、ジャケット(1万9,950円)、カットソー(3,800円)、フォーマルスーツ(2万円前後)など。上下1万円でセットアップできる価格帯に絞り込んだ。
「自由が丘店は街に溶け込む店にしたいと、これまでとは異なる空間演出や商品構成、社員スタッフを増やして接客品質も強化した。オンビジネスのアイテムは使われるシーンが限られてしまいがちだが、より気軽にご来店いただければ」。今後は、利用客のニーズやリクエストに応じた商品構成も視野に入れるという。
営業時間は11時~21時。