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自由が丘に新アパレルブランド-子どもから大人まで着られる9サイズ展開

子どもから大人まで全9サイズで展開するトレンチコートのディスプレーも見える「アクロス ザ ヴィンテージ」外観

子どもから大人まで全9サイズで展開するトレンチコートのディスプレーも見える「アクロス ザ ヴィンテージ」外観

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 カジュアル衣料などの企画・販売を手掛けるコスギ(中央区)は9月15日、自由が丘北口に新ブランド「ACROSS THE VINTAGE(アクロス ザ ヴィンテージ)」(目黒区自由が丘2、TEL 03-6421-4521)をオープンした。

シャツやチノパンなどのベーシックアイテムのほか、帽子などのセレクトアイテムもそろえる「アクロス ザ ヴィンテージ」店内

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 団塊ジュニア層とその家族をターゲットに、「子どもから大人まで世代、性別を通り越して着られる洋服を」がコンセプトの同ブランド。ジャケットやコートなどのユニセックスなベーシックアイテムを、1つのデザインに対して1~2(=100~130センチ相当)、3~6(=レディスSS~L相当)、7~9(=メンズS~L相当)の計9サイズで展開する。

 出店場所はすずかけ通り沿いの路面店で、店舗面積は約30坪。入口はバリアフリーで、店内はベビーカーも回れる、ゆったりとした動線。商品用什器は、くぎやねじを使わない家具製品を手掛けるスイス人デザイナー、コリン・シェーリーさんによるもので、フロアやカウンターには古材を用いた。

 オリジナル商品は「アクロス ザ ヴィンテージ」と、母娘でペアも楽しめるワンピースなどのレディスコレクション「Haretoke(ハレトケ)」(1~6サイズ)の2ライン。そのほか、純国産帽子ブランド「フラミンゴ」のキャスケットやベレー帽、シューズ、インポートアパレルなど、通常商品と合わせて楽しめるセレクトアイテムもそろえる。

 素材と国内縫製にこだわったという「アクロス ザ ヴィンテージ」のラインアップは、軽くて動きやすいウールバランサー生地を使った「ジャケット」(2万7,300円~3万7,800円)、ブランドマークの刺しゅう入り「ボタンダウンシャツ」(8,295円~1万3,650円)、チノパン(9,345円~1万4,700円)、トレンチコート(4万7,250円~6万1,950円)、ピーコート(3万7,800~5万1,450円)の5アイテム。いずれも1色展開のみ。

 開店直後から、「フィット感を求めてレディス相当のサイズを選ぶ男性客や、これまで子ども服を選ぶしかなかった小柄な利用客などが多い」という。「『自分に合うサイズを選べる』ことへの支持を日々実感している。9サイズまで増やすリスクはあるが、一般のセレクトサイズとの差別化は今後も継続していきたい部分」と、同社新規事業プロジェクト担当の井本めぐ美さん。

 営業時間は11時~19時(土曜のみ20時まで)。火曜定休。

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