多摩市では、令和6年8月25日（日）に「たまこどもフェス２０２４」を永山駅周辺で初めて開催しました。
　「たまこどもフェス２０２４」は、「こども」を「まんなか」に据えて、子どもや若者、保護者が遊びながら学ぶことのできるイベントで、市内の幼稚園と認可保育所、認証保育所全園が参加し、子育て関連団体などが協力して遊びや体験を通じて多摩市の子育て環境をＰＲし、約１万人の子育て世帯が来場しました。

　会場は、永山公民館、永山北公園、グリナード広場の３エリアで実施し、それぞれのエリアで、子どもは一日中楽しめて、保護者は子育てに関する相談や幼稚園・保育所の特徴を学ぶ機会とできるよう、それぞれの子育て関連団体が創意工夫を凝らしました。

　永山公民館では、多摩市にはどのような教育・保育施設があるのか、それぞれの園ではどのような特色があるのか等、各園の特徴を先生に相談しながら学ぶことができ、市内幼稚園・保育所の優れた特長や、各園が行っている様々な工夫などを知っていただく機会とすることができました。

　また、幼稚園や保育所の紹介のほか、「多摩市子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例」に関するパネル展示や、子ども・若者川柳、児童館によるダンボールを使ったまちづくり体験、「レジリエントプロジェクト」の非常時用段ボールテントなどの出展、お菓子販売とミニゲーム、恵泉女学園大学平和紙芝居研究会ＫＰＫＡによる「わくわく紙芝居シアター」も開催しました。




　永山北公園では、消防団による放水体験・ポンプ車乗車体験、水遊びエリア、大道芸ブースなどがあり、子どもたちに大盛況となりました。




　グリナード広場では、多摩子ども劇場や多摩消防署、中央大学、多摩大学などが企画する体験やゲームが行われ、グリナード夏まつりも同時開催されました。




▼「たまこどもフェス２０２４」に来場した保護者は
　「子どもに関わるすべてのプロ集団によるイベント！という感じでとても素敵でした。多摩市が子育てに力を入れているのが伝わりましたし、他市に住む友達も羨ましがっていました。今後もぜひとも子ども、そして何よりママパパたちのためにこのフェスを続けてほしいと思います。」と話してくれました。

▼陰山峰子 多摩市副市長は
　「子育てとは、親自身も学ぶことが多く楽しいことであるということを発信していきたいと考えています。多摩市では幼稚園や認可保育所、認証保育所それぞれで、大切なお子さんを安心・安全にお預かりするために、日々研修などを行いながら、質の高い幼児教育や保育を提供しています。そのほかにも、児童館や子育てひろばなど、様々な子ども・子育て支援施策を展開していますが、そういったサービスはなかなか目に見えない部分となっています。「たまこどもフェス」は、普段なかなか見えない多摩市の子ども・子育て支援サービスを楽しく遊びながら知っていただきたいと考え、開催しました。」と挨拶をしました。