駒沢オリンピック公園(世田谷区駒沢公園1)中央広場で4月10日から、世界14カ国の料理や酒が味わえるグルメイベント「世界のグルメ名酒博 2015」が開催される。主催は国際食文化交流会(中央区)。
オクトーバーフェストをテーマにしたドイツブースで提供する「ジャーマンソーセージプレート」
日本のさらなる国際化に向け、「食文化」をテーマに国際交流を提供し、他文化への関心・相互理解をより深めることを目的とした同イベント。昨年7月に東京・日比谷公園で初めて開かれ、5日間で6万人を動員。今年、新会場として加わった同公園では10万人の来場を見込む。
会場では「見る・知る・味わう・聴く」をキーワードに、ドイツや英国、ベルギー、米国など14カ国のソウルフード70品以上、ドリンクはビールやワインなどを中心に80品以上をラインアップする。
主催者による「おすすめ」は独・米の2種類のビール。独ミュンヘンで毎年秋に開かれる世界最大のビールイベント「オクトーバーフェスト」6大公式ブルワリーの一つ・シュパーテン社による限定醸造ビール「シュパーテン オクトーバーフェスト ビア」を3種類のサイズ(700円、1,100円、2,400円)で提供する。
米ビール「パイク オクトパスブラックIPA」(1,000円)は西海岸産クラフトビールで、日本初上陸。色はブラックでシトラスや松の香りをわずかに感じさせ、アルコール度数は8.2度と力強い味わいが特徴となっている。
フードは、独直輸入のソーセージの盛り合わせにザワークラウトとプレッツェルが付いた「ジャーマンソーセージプレート」(2,800円)、英ビアパブで定番メニューの「フィッシュ&チップス」(800円)など。日本からは復興支援ブースが出展し、東京のご当地麺「東村山黒焼きそば」(700円)などのB級グルメやおつまみをそろえる(以上、予価)。
ドリンクは各国出展ブースで提供するほか、独・仏・アルゼンチン・ニュージーランド・チェコ産のワイン各種をそろえる「世界のワイン」ブースも。
そのほか会場には、各国の民族音楽やダンスのパフォーマンスを日替わりで披露するメーンステージ、家族連れがシートを広げて飲食できるピクニックエリアなども設ける。
開催時間は11時~21時(最終日は20時まで)。今月19日まで。