自由が丘南口に家具店「CRASH GATE(クラッシュゲート) 自由が丘店」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6421-1742)がオープンして3カ月が過ぎた。
1950年代アパレル工場で使われていたミシンの脚部パーツから鋳造した鋳鉄脚の「クランキーIIテーブル」(17万円~)、薬棚がモチーフの「ジョーカー キャビネット」(8万円~)(以上、税別)
「クラッシュゲート」は家具企画・販売を手掛ける関家具(福岡県)の直営店で、横浜や仙台など同店を含め全国に5店舗を展開する。同社は大手インテリアショップのOEM製造や有名カフェのインテリアを手掛けるなど主に法人事業向けに展開しているが、直営店では同社の若手デザイナーが企画する自社オリジナル家具ブランド「クラッシュ クラッシュ プロジェクト」のアイテムを取りそろえる。
場所は自由が丘駅南口改札前の商業施設「メルサ自由が丘 パート1」の2階部分で、店舗面積は110坪。駅前側に設けた大きな窓から自然光が差し込む、ゆったりとした明るい雰囲気の空間に仕上げた。
「クラッシュ クラッシュ プロジェクト」にはナチュラル、ビンテージ、クラシック、インダストリアルなどのシリーズがあり、コンセプトの異なる多様な家具の組み合わせが楽しめるのが特徴。さまざまな住環境にマッチするサイズ感と、若い世代でも購入しやすい価格帯で人気を集めている。
取り扱いシリーズは、古材とスチールを組み合わせた「KnotAntiques(ノット・アンティークス)」、インダストリアルビンテージデザインの「District Eight(ディストリクト・エイト)」、オイルレザーを使ったソファ「tabu(タブー)」、ナラ材を使った「Easy Life(イージー・ライフ)」、オーク材を使った「8-style(ハッチスタイル)」のオリジナル家具、ベトナムハンドメード雑貨「Wetter(ヴェター)」。
主な商品と価格帯は、チェア=2万円前後~、ダイニングテーブル=5万円~、ダイニングセット=15万円~、ソファ=20~30万円前後。
大木茂生店長によれば、「実はアイテムの半数以上はブランドカタログには掲載されていない。当店ではそうした未掲載の商品や、製品化前のアイテムなど『直営店でしか見られない』商品もラインアップしている」という。
「インテリアの街・自由が丘の駅前という立地ながら、ゆったりご覧いただける店舗に仕上がった。コーディネートの相談など気軽に利用いただければ」とも。
営業時間は11時~20時。