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自由が丘にパイ菓子専門店「オリオリ」 「二重」の食感にこだわり

研究を重ねて完成したオリジナルパイ菓子を販売する「oriori」、店主の小河原英二さんと店長の小河原明子さん

研究を重ねて完成したオリジナルパイ菓子を販売する「oriori」、店主の小河原英二さんと店長の小河原明子さん

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 自由が丘北口にパイ菓子専門店「oriori(オリオリ)」(目黒区自由が丘2、TEL 03-5726-8146)がオープンして1カ月が過ぎた。

高温で焼き上げた表面はカリッと、素材の力だけでふくらませた中はサクサクとした「oriori」のパイ

 「パイ」はフィリング(具材)をパイ生地で包んで焼き上げたものが一般的だが、同店のパイは国産の小麦粉とバターを使ったシンプルなパイ生地を丸1日間寝かせ、長方形型に薄く焼き上げるのが特長。店主の小河原英二さんは「パイ生地そのものが主役で、食感と素材本来の味が楽しめるパイ菓子に仕上げた」と話す。

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 もともと大手食品メーカーでマーケティングに携わり、ヒット商品を手掛けてきたという小河原さんが「食にまつわる起業をしたい」とさまざまな食品を研究し、その結果行き着いたのがパイだった。店長の小河原明子さんと共に小麦粉の種類や調合、生地の厚みや折り方、食感の改善など試行錯誤を重ね完成したオリジナルパイをテークアウトで販売する。

 場所は目黒通り・八雲3丁目交差点近く、学園通り沿いの路面店で、店舗面積は10坪。白を基調とした店舗デザインは、キッチンと対面式カウンターを内壁で仕切り、「明治時代の洋館に見られるキッチンやバスルームをイメージした」という白いタイル張りを採用。シンプルで明るい雰囲気に仕上げた。

 商品は「プレーン」(170円)、「シナモン」「セサミ」「ソルト」「ココナッツ」(各180円)、「オレンジ」(190円)など常時6種類をそろえる。そのほか季節限定メニューも展開する。(以上、税別)

 基本となるパイは、高温で焼き上げた表面はカリッとしたブリュレ仕立てで、中は素材の力だけでふくらませたサクサクとした「二重」の食感が楽しめ、こんがり香ばしいバターのうまみと各トッピングの風味が口いっぱいに広がるのが特長という。

 「当初、この香ばしい味わいは大人向けを想定していた」と小河原さん。「お小遣い片手にいつも数枚買っていく」子どもから年配まで客層は幅広く、「朝食代わりにヨーグルトと合わせて食べる」など自分流のマッチングを楽しむ客が多く見られるという。

 「お菓子は人と人とのコミュニケーションツール。パイを個包装にしたのは、進物にも気軽に使っていただきたかったから。パイを食べながら会話も弾んでもらえたらうれしい」とも。今後はオンラインショップの展開も予定している。

 営業時間は11時~19時(ただし生地が無くなり次第終了)。水曜定休。

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