駒沢オリンピック公園(世田谷区駒沢公園1)で8月19日~21日、「2016バルーンフェスタ in 駒沢」が開催される。主催は佐賀市。
バーナーの炎がバルーンを幻想的に照らし出すライトアッププログラム「夜間係留」(写真はイメージ)
2年に一度開催する、熱気球の世界チャンピオンを決める競技会「熱気球世界選手権」が今年10月に佐賀市で開催されることから、競技会PRの一環として行われる同イベント。「普段バルーン(熱気球)を見る機会のない東京の子どもたちに、バルーンを間近に感じてもらい、航空スポーツ『熱気球競技』の世界大会についても知ってもらいたい」(佐賀市)という。
プログラムは、会場周辺の世田谷区立駒沢小学校、深沢小学校、東深沢小学校の児童・保護者を対象に高さ15メートルまで浮上して空中からの眺めを体験できる「バルーン搭乗体験」(招待者限定)、バルーンをバーナーで膨らませる様子を間近で見ながらバルーンの仕組みについてレクチャーする「バルーン体験教室」(20日・21日=11時~12時)を行う。
会場内ではバルーンの「係留」も行い、10月の競技会関連イベントでも披露するという同型バルーンが登場。「特に人気が高い機体」というホンダの二足歩行ロボットをデザインした「アシモバルーン」のほか、地元の伝統織物・佐賀錦をデザインした和柄バルーン、「スルガバルーン(20日・21日のみ)」を見ることができる。
19日・20日の夜間(19時~19時30分)には、バーナーの炎がオレンジ色の光でバルーンを幻想的に照らし出すライトアッププログラム「夜間係留」も行う。
期間中、会場の様子を写真や動画に撮り、「#佐賀バルーン」を使ったSNS投稿で各日先着100人にオリジナルグッズを進呈するほか、イベント初日には同市出身の女優、中越典子さんが佐賀市プロモーション大使就任のための委嘱式が行われる(8時30分~)。
佐賀市総務部秘書課・シティプロモーション室の山口恭平さんは「バルーンのまち・佐賀からはるばる東京へやって来る。日常ではなかなか体験できない内容で、特に『夜間係留』はバルーンの炎が夜空を照らす幻想的な光景が見どころ。ぜひ会場までバルーンを見に来ていただけたら」と来場を呼び掛ける。
開催時間は7時~19時30分(最終日のみ12時まで)。入場無料。荒天による中止の場合は佐賀市ホームページで発表する。