販促サービスの開発を手がけるDRUM(渋谷区)は2月28日より、東京急行電鉄と自由が丘商店街振興組合の協力を受け、ICカード乗車券「PASMO」を活用した来店促進実験キャンペーン「PASMOで自由が丘 ~タッチでチョット イイコト 体験~」を、自由が丘駅をメーンに周辺19店舗で実施している。
キャンペーンでは、自由が丘駅構内(正面口・南口)と「自由が丘スイーツフォレスト」(目黒区緑が丘2)内の計3カ所にカードリーダー付きディスプレーを設置、参加19店舗のメニューや優待内容などを紹介する動画を配信する。
この動画広告を見た利用者が、端末のカードリーダー部分にPASMOをタッチすると、紹介店舗で特典サービスが受けられる「電子クーポン」が獲得できる仕組み。同時に、参加店舗側にもPASMO読み取り端末を設置し、利用者がPASMOをタッチするだけで特典サービスを受けることができる。
動画広告は、「休日カップル層が多い時間にはデート向けの雑貨店」「平日昼間のママ友だちの多い午後にはスイーツのあるお店」など、平日・週末、時間帯、利用者層によって配信内容を変える。このほかクーポンを利用するとPASMOにスタンプがたまる「スタンプ」機能もあり、街の回遊性向上効果も期待される。
今回のキャンペーンでは、参加19店舗中5店舗以上のクーポンを利用してアンケートに回答した参加者に2,000円分の商品券をプレゼントする(1人1回限り、賞品はなくなり次第終了)。キャンペーンは3月19日まで。