自由が丘の春恒例のスイーツイベント「Jiyugaoka Sweets!」が5月3日スタートした。
同日午後よりメーン会場となる自由が丘駅前特設ステージでイベント開会式が行われ、主催の自由が丘観光プロジェクト実行委員会・栗山正委員長が自由が丘スイーツキャラクター「ホイップるん」の着ぐるみとともに開会を宣言。
「今日から4日間、自由が丘の街を挙げてのスイーツフェスタとなる。ぜひGWは多くの方に自由が丘で楽しんでいただきたい。今回初登場の『ホイップるん』(着ぐるみ)には、私たち自由が丘の街の人々に代わって街中で皆さんを出迎えてもらう予定」(栗山委員長)。
続いて同ステージ脇の特設テントで、イベントイメージモニュメント「お菓子の家」の除幕式が行われた。
お菓子の家をプロデュースした「自由が丘スイーツフォレスト」(目黒区緑が丘)関係者、デザイン・製作に当たった「emo cafe(エモ カフェ)」のお菓子を手がけるスイーツプロデューサー横井淳子さん、子どもたちとホイップるんが参加してカウントダウン。除幕とともに甘い香りと高さ2メートルのお菓子の家が現れ、来場者たちから歓声が上がった。
「ドイツのお菓子の家『へクセンハウス』は『魔女の家』だが、自由が丘ということでかわいらしく華やかに仕上げた」(横井さん)というお菓子の家は、約400ピースのクッキーやメレンゲで作った本格的なもの。
家の土台や屋根に使われている「レープクーヘン」は、伝統的なドイツのクリスマスクッキーで、今回は約30センチ×26センチ、厚さ1センチ状にしたものを約1カ月前から焼いて準備した。屋根には、ドーナツやおせんべいなど自由が丘の和洋菓子をイメージしたというオーナメントが飾られている。
前日から降り続いていた雨が影響してオーナメントの一部が破損するなど、スタッフは開会式直前まで修正作業に追われていたが、「無事皆さんにお見せすることができた。お菓子の家は子どもの時からの夢で、制作依頼を受けた時はうれしかった。これほど大きなサイズのお菓子の家は、みなさんもなかなか見たことがないと思うので、ぜひ期間中に一度足を運んでもらえれば」(横井さん)。
「お菓子の家」の展示時間は13時~17時。テント内は立ち入り禁止だが、記念撮影可。
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