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タンザニア生まれのアート「ティンガティンガ」展-奥沢のギャラリーで

アフリカを代表するティンガティンガ・アーティスト、ジャファリー・アウシさん

アフリカを代表するティンガティンガ・アーティスト、ジャファリー・アウシさん

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 東急大井町線沿いにあるカフェバー&ギャラリー「Art Cafe & Gallery SARABA」(世田谷区奥沢6、TEL 03-3703-7323)で6月28日より、タンザニアアートの作品展「ジャファリー・アウシのティンガティンガ展」が開催されている。

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 アフリカの動物や自然、人々などを生き生きとした色彩で描く「ティンガティンガ・アート」は、1968年に東アフリカ・タンザニアで生まれた絵画スタイルで、創始者エドワード・サイディ・ティンガティンガさんの名前に由来する。独特な色彩とデフォルメが作り出すその世界観は、東アフリカのアート・シーンに影響を与えるだけでなく欧米でも高い評価を受けており、近年では日本のファンも増えている。

 アフリカを代表するティンガティンガ・アーティストとして活躍するジャファリーさんは、2005年の日本国際博覧会「愛・地球博」への出展をはじめ、日本の画廊や美術館での個展も数多く開催。同ギャラリーの金田智子さんは「創始者のティンガティンガが亡くなって30年以上経ち、現在ではさまざまなティンガティンガ・アーティストが育っているが、その中でもジャファリーさんの作品は世界的に定評がある。今回の作品展は彼の作品をまとめて見ることのできる貴重な機会」と話す。

  同展では、30センチ四方のキャンバスサイズをメーンに、ジャファリーさんと弟子にあたるアーティストによるティンガティンガ・アート計70点を展示。ジャファリーさんの作品は26,250円~、そのほかは15,750円~で販売する。

 会期中、ジャファリーさんによるペイント実演(7月12日15時~予定)や東アフリカで幅広く話されているスワヒリ語の入門講座(7月5日15時~16時30分)を開催。そのほか東アフリカの女性たちに愛用されているカラフルな一枚布「カンガ」(2,500円)やアクセサリー、サンダルなどの雑貨販売、カフェではタンザニア風サモサ(春巻き)やセネガル料理などのメニューを提供する。「絵画とともにアフリカの風を感じていただければ」(金田さん)とも。

 同店は、民家を改装した2階建てのカフェバー&ギャラリー。1階はセネガル料理をメーンにアフリカ各国のフードやドリンクをそろえるカフェ、2階をアートギャラリーとして展開している。

 営業時間は、木曜~日曜=14時~18時。月曜~水曜定休。7月20日まで。

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