
クロワッサン専門のカフェ&ベーカリー「RISTRETTO&CROISSANT LABORATORIO(リストレット&クロワッサン ラボラトリオ)」(目黒区自由が丘2、TEL 03-5726-9033)が5月30日、「世界のクロワッサン祭り」シリーズ商品の販売を始めた。
スペイン産生ハムやポテトなどをサンドした「クロワッサンベーグル 生ハムサンド」
「サンマルクカフェ」などの外食店を展開するサンマルクホールディングス(岡山県岡山市)が「クロワッサンの可能性を追求する、クロワッサンとカフェの実験店舗」として2023年、商業施設「自由が丘デュアオーネ」に出店した同店。
「世界のクロワッサン祭り」シリーズは、出店した自由が丘が「近年、多国籍な飲食店が軒を連ねている」ことから、多国籍な食文化とクロワッサンの組み合わせをテーマにした新商品。世界各国の素材や調理法をクロワッサンで表現するという。
第1弾は、フランス発祥クロワッサンのサクッとした食感と、ポーランド発祥ベーグルのもっちりとした食感を融合した「クロワッサンベーグル」を使った「クロワッサンベーグル トリュフ塩バター」(テイクアクト価格378円、店内価格385円)、「クロワッサンベーグル 生ハムサンド」(同584円、同594円)の2種類。
ベーグルは通常、オーブンで焼く前にモルトシロップや蜂蜜を加えた湯でゆでるが、同店のクロワッサンベーグルは生地を発酵させてから蜂蜜を塗り、ベーグルの特徴であるゆでる工程を「蒸し」に変えて焼き上げるのが特徴。蒸し焼きにすることで「きめ細かく、密度の高いベーグル特有のぎゅっとした食感」になり、生地に蜂蜜を塗ることで「艶のあるきつね色に焼き上がる」という。
同社担当者は「中はベーグルのようにしっとりもちもちに、表面はクロワッサンのようにさっくりと仕上がり、それぞれの良いところをバランスよく生かした商品」と話す。
今後はシリーズで毎月、新商品を投入する予定。「世界の食材や風味を取り入れたグローバルな味わいで、クロワッサン好きの新たな定番となることを目指していきたい」とも。
営業時間は10時~20時。