
もんじゃ焼き専門店「だしともんじゃ 学芸大学店」(目黒区鷹番3、TEL 03-6451-0557)が7月20日、東急東横線・学芸大学駅西口にオープンする。経営は「こむぎの」(千代田区)。
看板メニューに据える「和牛すき焼きもんじゃ」(トッピングの卵黄は別注文)
実業家の堀江貴文さんが発案し、全国にフランチャイズを展開するベーカリーブランド「小麦の奴隷」で知られる同社。今年1月、創作フレンチのレストラン「sio」オーナーシェフの鳥羽周作さんとタッグを組んでコラボパンを開発し、販売。その一環で、鳥羽シェフとの共同開発で新ブランド「だしともんじゃ」を立ち上げた。
同ブランドが掲げるコンセプトは「本来のだしで味わう、もんじゃ」。「だしのうまみを極めた進化形もんじゃ」を目指すという。味の土台となるだしは、店舗でひいた羅臼昆布だしを使う。だし昆布の中でも、北海道・羅臼町で採れる羅臼昆布は「豊かな香りと深いうまみがある」ことから「従来の『こってり濃い』もんじゃ焼きのイメージを覆す、軽やかで奥行きのある味わいが特徴」だという。
場所は、学芸大学駅の高架沿いの路面店で、旧「神戸鉄板長田いっしん 学芸大学店」跡。同社によれば、「『もんじゃ=月島』という従来の地域イメージにとらわれず、より多くの街でもんじゃ焼きの魅力を伝えていきたい」と駅から近く利便性の高い同所を選んだという。テーブル席(27席)、カウンター席(4席)。
メニューは、定番スタイルのもんじゃに加え、アレンジを利かせた「創作もんじゃ」や一品料理を用意する。
看板メニューに据えるのが、鳥羽シェフのアイデアから生まれたという「和牛すき焼きもんじゃ」(3,000円)。和牛をだしのうまみに合うよう特製割下で味付けして鉄板の上で焼き上げ、仕上げに和風香辛料の専門店「やまつ辻田」の極上七味唐辛子をひと振りする。「とろける肉とだしのうまみ、鉄板から立ち上る香ばしさは、五感全てで楽しめる」という。
このほか、「ダブル明太もちチーズもんじゃ」(1,300円)や、ミックスナッツを混ぜ込んだフランス風アイス「ヌガークラッセ」などのデザートメニューもそろえる。
営業時間は17時~23時。水曜定休。