自由が丘北口エリアの学園通り近くに昨年12月10日、炭火イタリアンバル「縁 LAVIDA(えん ラヴィーダ)」(目黒区自由が丘2、TEL 03-6459-5757)がオープンした。
同店は、2005年に学園通り沿いに開業した創作和食料理「はじめの一歩」(自由が丘2)を手掛ける一期一会(渋谷区)が出店した2店舗目。自由が丘では初の「バル」形式で、イタリアン&国産ワインをメーンに、福島県産有機野菜、秋田県産ブランドポーク「虹豚」、季節の鮮魚などを炭火焼きで提供する。
出店場所は、自由が丘北口の通称「一番街」と呼ばれる一角のビル1階、旧「麺矢龍王」跡。赤と黒を基調とした店内には、「料理を作るスタッフの舞台」(同店)というこだわりから大カウンターを設け、スタッフの活気が伝わる距離感が特徴。店舗面積は約13坪、席数は4人用ボックス席を含む計24席。
炭火焼きは、沖縄県産の塩とコショウによるシンプルな味付けがベース。主なメニューは、虹豚を特製バーベキューソースに漬け込んだ「特製炭火焼きスペアリブ」(980円~)、炭火で焼いたロメインレタスにゴルゴンゾーラドレッシングを合わせた「縁LAVI炭火焼サラダ」(780円)、「カツオの炭火焼きタタキ(ポロネギ)」(650円)など。そのほか、オリーブオイルとニンニクなどで煮込んだスペイン料理「アヒージョ」(マッシュルーム=550円、エビ=750円)などの小皿料理や、「本日のパスタ」(800円~)、「リゾット」(950円)なども用意。
アルコールは、イタリアンワインや山梨、長野、栃木県産の国産ワインを常時80種類そろえ、月ごとにテーマを決めて提供する「本日のグラスワイン」(赤・白=600円~、スパークリング=800円)がメーン。そのほか、各種ビール(600円~)や「自家製サングリア」(700円)、シェリーとラムネにミントを添えた「LAVIエヒート」(600円)など。
出店について、船木孝宏店長は「会社帰りの上司と部下が肩の力を抜いて気兼ねなく飲める、そんな『自由が丘の西洋赤ちょうちん』としてやっていきたい」と話す。気を張らずに料理を楽しんでもらいたいと通常のバルでは見られないはしとおしぼりを用意し、「まず料理ありきで、アルコールも食事に合うことが第一条件。2,000円程度で楽しんでもらえるものをそろえた」(船木店長)とも。30代以上の男女をメーンターゲットに据え、客単価は4,000~4,500円。
営業時間は16時~翌1時。月曜定休。