自由が丘北口エリアにある茶房ギャラリー「古桑庵(こそうあん)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3718-4203)で4月4日、自由が丘出身の落語家・古今亭菊六さんの落語会「古桑庵 落語日記」が行われる。
同会は、世田谷区奥沢出身の落語家、古今亭菊六(ここんてい・きくろく)さんが同店へお茶を飲みに行った際、大正末期に建てられた日本家屋と庭の風情に魅せられて昨年から始めたもの。今回で3回目。
同店の魅力について、菊六さんは「古桑庵さんには落ち着いた雰囲気のある建物や座敷がそろっていて、庭からは季節の移ろいも楽しめる。そうした雰囲気に浸りつつ落語を聴いていただくと、寄席やホールで行う落語とはまるで違う『風情』があると感じた。高座に上がるわたしたちにとっても雰囲気はとても大切な要素。ここならばそうした時間を皆さんと共有できると思い、企画した」と話す。
菊六さんは近年、ホームタウンである自由が丘・奥沢エリアでの落語会を積極的に行っており、また昨年10月に行われた東西二つ目クラスの落語家が芸を競う「平成20年度 NHK新人演芸大賞」本選出場を決め、これで3年連続出場を果たしたことから、期待の若手としてさらに注目も高まっている。
開場12時、開演12時30分。2席の予定で、料金は2,000円。予約はファクス(03-3718-4203)で受け付ける(住所・名前・電話番号・人数を明記のこと)。同店の営業時間は11時~18時。水曜定休。