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現地の「土」を使った東海道風景画-学芸大学のギャラリーで
(2010年01月09日)
学芸大学駅東口にあるギャラリー「YUKARI ART CONTEMPORARY」(目黒区鷹番2、TEL 03-3712-1383)で現在、南条嘉毅さんの個展「際景(けわけしき)~伊勢詣1~」が開催されている。
1977(昭和52)年生まれの南条さんは、本物の「土」を使ったユニークな方法で絵画を制作。まず南条さん本人が日本各地の街や山々の景色を歩いて取材し、対象となる風景が決まるとその場所の土を採取、素材に本物の土を使う独自の技法で風景画を描いていく。「単なる風景画ではなく、まるで風景の標本のようでもある」(同ギャラリー)作品は、日本の原風景を探るフィールドワークの要素も感じさせる。
同ギャラリーで2回目の個展となる今回は、日本橋から伊勢神宮へと向かう「伊勢詣で」が舞台の新シリーズ作品計11点を展示。東京・日本橋を起点に東海道の真ん中にある宿場町、静岡県袋井までを南条さんが実際に歩いて制作した。
南条さんは、自身の作品について「物同士の重なりから現れる際、場所が風景となる際、風景が更に風景へと変わる際、そこに新しい景色を見つけたい」と話す。
会期中は、展示作品の手前の床に作品制作で使用した現地の土が撒かれ、来場者はその土の上を自由に歩くことができる。「絵を見るだけでなく、会場からも気配を感じていただけたら」(南条さん)とも。
営業時間は、木曜~土曜=11時~19時、水曜=事前予約制(最終日は17時まで)。日曜~火曜休廊。1月23日まで。
本物の「土」を使った富士山風景画展-学芸大学のギャラリーで(自由が丘経済新聞)伊勢神宮「宇治橋」完成-平和や喜びの架け橋、再び20年の時を刻む(伊勢志摩経済新聞)YUKARI ART CONTEMPORARY
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