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自由が丘の雑貨店「オチコチ」が移転改装-平屋の民家をリノベーション

民家の旧内装の風情も生かしながら温かみのある空間に仕上げた「オチコチ」店内の様子

民家の旧内装の風情も生かしながら温かみのある空間に仕上げた「オチコチ」店内の様子

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 器と雑貨の店「オチコチ」(目黒区自由が丘1、TEL 03-3723-0104)が10月23日、自由通り近くの住宅街に移転リニューアルオープンした。

現在「オチコチ」で開催、村上伊万里さんの「季節のコサージュ展」作品

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 同店は、アートディレクターでオーナーの伊東幸子さんが2008年にオープン。陶器やガラス、木工、アクセサリー、布小物、和紙などさまざまなジャンルの作家約30~40人の中から季節やテーマに合わせて選んだ作品を紹介。自由が丘に足を運ぶ雑貨好きの客から好評を集めてきた。

 新店舗は、旧店舗から目黒通り方向へ行った自由通り付近の住宅街で、平屋の古民家を改装したもの。店舗面積は約50平方メートル。自分たちでリノベーションしたという店内は、二間を売り場スペースに、もう一間をワークショップなどが行えるフリースペースに充てた。ふすまを取り払った押し入れには古材の造り付け棚を設置するなど、旧内装の風情も生かしながら温かみのある空間に仕上げた。

 取り扱う作家や作品はこれまで同様だが、「店内から庭の緑も眺められ、以前よりもゆったりとくつろげるワンフロアの空間で作品を見ていただける。こうした『家』ならではの作品の見せ方も提案してきたい」と伊東さん。

 今後は、常設の作品販売と併せてイベント企画展も増やし、取り扱い作家を招きワークショップなども開く予定。現在は、コサージュ作家・村上伊万里さんの「季節のコサージュ展」を開催(11月20日まで)、小さいリーフ型のコサージュを作るワークショップも行う(20日、参加料1枚=1,500円、2枚目からは各500円)。

 営業時間は11時~19時。定休日は同店サイトで確認できる。

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