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自由が丘のバーがチャリティーリクエスト-一曲ごとに義援金呼び掛け

オーナー岸さんが学生時代を過ごした80年代のロックやポップスのCD・DVDを数多くそろえる自由が丘のロックバー「Neverland」

オーナー岸さんが学生時代を過ごした80年代のロックやポップスのCD・DVDを数多くそろえる自由が丘のロックバー「Neverland」

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 自由が丘南口のロックバー「Neverland(ネバーランド)」(世田谷区奥沢5、TEL 03-3721-5444)で現在、東日本大震災復興支援のための寄付を募るチャリティーリクエストを行っている。

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 同イベントは、「みんなの笑顔と元気のために」を合言葉に、リクエスト一曲につき義援金を呼び掛けるもの。「人の作品でお金を頂くのは本当は良くないこと。しかし個人として音楽を楽しんだ上で、その気持ちを被災者の方へ伝えることができれば」とオーナーの岸弘二さん。

 目的は被災者への支援だが、「被災者以外の人たちには好きな音楽を聴くことで毎日を平常心で過ごしてほしい、自分が復興に役立てる時が来るまで元気の力を温存しよう、そんな気持ちも込めた」とも。

 元ミュージシャンの岸さんが「ミュージシャンや役者仲間たちと、好きな音楽や映画の話でおいしい酒を飲める場を作りたい」と1999年にオープンした同店。カウンター8席、テーブル10席の店内には、岸さんが学生時代を過ごした80年代のロックやポップスなどを中心に約3,000タイトルのCD・DVDをそろえる。

 「80年代は音楽が成熟した時代であり、アフリカの飢餓救済を目的とした『バンドエイド』、エチオピア難民救済を目的とした『USA for AFRICA』など『音楽ができること』を考えた時代だった」と当時を振り返る。「誰にでも思い入れのある曲はあるはず。リクエストをお待ちしています」。集まった義援金は、自由が丘商店街振興組合を通じて目黒区の姉妹都市・宮城県気仙沼市の被災者へ送る。

 営業時間は20時~翌4時。プレイリストは洋楽中心だが、日曜限定でJポップのリクエストにも応える。

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