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自由が丘・白山米店の「お母さん」のレシピが本に-娘へ伝える42品

白山米店の「お母さん」寿松木衣映さん(写真左)と娘の苗実さん(右)。手にしているのは苗実さん手製のレシピノートの一部

白山米店の「お母さん」寿松木衣映さん(写真左)と娘の苗実さん(右)。手にしているのは苗実さん手製のレシピノートの一部

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 自由が丘北口の「白山(はくさん)米店」(目黒区自由が丘3、TEL 03-3717-6810)の「お母さん」こと寿松木衣映(すずき・きぬえ)さんのレシピを書籍化した「自由が丘3丁目 白山米店のやさしいごはん」(ミシマ社)が3月10日に発売された。

白山米店の「手作りはんこ」が印象的な表紙、アートディレクションは森本千絵さんが手がけた

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 同書は、寿松木さんが娘の苗実(なみ)さんへ伝えたい旬の食材を使った42品のレシピを、苗実さんが料理の過程を撮影し手書きで作り上げたレシピノートをそのまま掲載したもの。母から受け継いだ料理や家族の定番メニュー、同店に嫁いだ寿松木さんが「多くの人にごはんを食べてもらいたい」と1996年から始めた弁当販売の人気メニューなどを紹介している。

 「いつか本を作るのが夢だった。それも地元から出せたら、と考えていた」と寿松木さん。その夢をたまたま常連客に話したところ、地元出版社のミシマ社(自由が丘2)へ橋渡しをしてくれたのがきっかけとなり、2009年7月、同社ウェブ雑誌「ミシマガジン」でレシピ連載をスタート。ここで紹介した一部も今回収録されている。

 同店は現在、毎週水曜限定で弁当を販売。米店ならではのおいしいご飯、寿松木さん手作りのおかずに、毎週通い続ける近隣のファンも多い。メニューは、弁当(550円)、おむすび(全4種、各150円)、みそ汁(150円)など。東日本大震災後、初の水曜日となった16日も、「普段と変わりなく弁当を食べてほしい」と営業を続けた。

 同書にも掲載された「玉ネギたっぷりシューマイ」「白山家のれんこん挟み揚げ」などの弁当総菜は、月曜から仕込みに入るという。「以前は毎日弁当を販売していたが、開店3年目に私に有事があったことから今のスタイルになった。体力的には厳しいが、長く続けていきたい」とも。

 小学生のころ、「大きくなったらお弁当屋さんになりたい」と話していた苗実さんも、現在店頭で販売を手伝っている。「一時期、私に代わって弁当を販売してくれた友人の娘さんが、その姿を見て『料理を教えてほしい』と言ってくれたと聞いた。それぞれの家庭の味を『母から娘へ』伝える。本がそんなことを意識するきっかけになれば」

 営業時間は9時~19時。弁当販売は水曜のみで、11時~14時ごろ(売り切れ次第終了)。木曜・祝日定休。

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