自由が丘駅前に8月9日、生パスタ専門店「粗びき小麦の生パスタ 菜和伊(さいわい)工房」(目黒区自由が丘1)がオープンする。
オーナーの冨来(とみく)和之さんは、イタリア料理店で10年以上の修行を積み、ムジャキフーズ(渋谷区)が展開する独立開業制度「トラスト方式」で長年の夢だった独立に踏み切った。
「早い、うまい、がっつり食べられる店」をコンセプトに掲げる同店。「おしゃれで、どこか敷居が高いイタリア料理のイメージを取り払いたかった」と冨久さん。「完成された業態であるラーメン店のような『地域に根ざしたパスタ専門店』にしたい」と意気込みを見せる。
出店場所は駅東側の飲食店街、旧「九州らーめん 博多 吉もん」跡。店舗面積は8.5坪で、カウンター席16席。店内は木目を基調に「女性でも気軽に入れる雰囲気」に仕上げた。
提供する生パスタは、デュラム小麦を粗びきしたデュラムセモリナ粉を使用し、もちもちとした食感が特徴。メニューは、赤ワインとブイヨンでじっくり煮込んだ牛スジを入れた濃厚ミートソース「とろとろ牛スジボロネーゼ」(1,000円)、「昔ながらの懐かしナポリタン」「のりとタマゴのまろやかぺペロンチーノ」(以上900円)、「あさりのチャウダークリームソース」(1,000円)など。
そのほか「激うまドレッシングの気まぐれサラダ」(300円)、自家製の「ティラミス」「クレーマ・カタラーナ」(各450円)などのサイドメニューもそろえ、今後はおつまみメニューや季節のパスタなどラインアップも増やしていく予定。
営業時間は11時~翌3時。オープンを記念して、8月9日・10日の11時~22時に限り「とろとろ牛スジボロネーゼ」を500円で提供する。