自由が丘駅前にあるギャラリー「DIGINNER GALLERY WORKSHOP(ディギナー ギャラリー ワークショップ)」(目黒区自由が丘1、TEL 03-6421-1517)で現在、2周年を記念したアートショー「tabloid a」展が開催されている。
ギャラリー2周年を記念したアートショー「tabloid a」展ポスター
2010年オープンの同ギャラリーは、現代アートをメーンに平面や立体作品、インスタレーション展示などを行う多目的スペース。若手人気アーティストからアンダーグラウンドで活躍するアーティストまで新進気鋭の作品を紹介している。
飲食店の多い駅前商店街を選んで現代アートを紹介するそのスタイルについて、アメリカのアートスクール出身でオーナーの鈴木宏信さんは「当初は認知に時間がかかったが、この道沿いにこんなギャラリーがあるという『違和感』も面白いインスタレーションだと思った」と振り返る。
オープン2周年を記念した同展では、昨年創刊のタブロイド型アートワーク集「tabloid a」2号発刊を記念した連動企画で、同紙参加アーティストによるオリジナル原画やプリント作品、ジン(アートブック)、Tシャツなどのアパレルを展示販売する
参加アーティストは、JOJI NAKAMURA、SAKE KOTA、YASUYUKI MURATA、KIZM、ANTONIE PANNEKOEK、TAKAO NIIKURA、TOMOO GOKITA、YO、BREAKFAST、KEMMY、TAKESHI ABE、HIRONOBU SUZUKI、NAOMI KAZAMA、MANKIND、HAVE A GOOD TIME、DISKAH、373、SOUJIROU a.k.a. DJ DISCHARGE、PALT、redrock、LOS APSON?、GRASS ROOTS、WOTA、& JASONほか。
1970年代・80年代生まれの日本人アーティストが多く、ファインアートや具象画、ストリート系グラフィティアートなどの作品をそろえる。「タブロイド紙に掲載された作品を実際に見ることでそのギャップを楽しんでもらいたい」
今回の参加アーティストについて「単なるスタイルではなく、自分がやりたいアートをずっと続けている『ブレない』作家が多い。今後ギャラリーで紹介予定のアーティストもいるので、どんなテイストの作品があるのか今回の展示で知ってもらえたら」とも。
営業時間は12時~20時。3月21日まで。月曜休廊。